イオンなどのスーパーやドンキホーテ、ケーキ店やアイス屋さんでは「ドライアイスのみ」の販売はありません。
これらのお店では、アイスや冷凍食品を買った場合に限り、希望すればドライアイスを付けてくれます。
持ち帰る間、商品が溶けないようにするためのサービスです。
イオンなどのスーパーでは無料のことが多いですが、有料だったり、ドライアイスのサービスがないお店もあります。
スーパーでもらう時は、レジでドライアイス機の専用コインをもらい、会計後に自分で機械を操作してドライアイスを受け取る、という流れのところが多いです。
ドライアイスを買いたい場合は、通販や製氷店で手に入りますよ。
この記事では、ドライアイスがどこで買えるのか、もらえるのか(もらい方)、について詳しく解説します。
ドライアイスはイオンなどのスーパーで購入できる?
ドライアイスは、スーパーマーケットで売っていません。
スーパーで、アイスや冷凍食品を購入した時には、ドライアイスがもらえます。
(イオン、マックスバリュ、ビッグ、イトーヨーカドー、ライフ、いなげや、サミット、アピタなど…)
ドライアイスの量は、持ち帰る間の短時間用です。
100gくらいでしょう。
スーパーでは、ドライアイスは無料で提供されることが多いですが、現在では一部の店舗で有料化されているそうです。
同じイオンでも「無料だった」「有料だった」「袋が有料だった」と様々のようです。
イオンでのドライアイスのもらい方
スーパーでは、水や氷をもらったりするのと同じように、ドライアイスもセルフサービスのところが多いです。
(昔は、レジで手渡しが多かったようです)
ドライアイスのもらい方は、どのスーパーでも同じですが、近所のイオンを例に解説しますね。
ドライアイスをもらうには、機械に入れる専用のコイン(メダル)が必要です。
まずはレジでコインをもらいましょう。
冷凍食品やアイスクリームを買うと、会計の時にドライアイスがいるかどうか聞かれます。
もし聞かれない場合は、こちらからドライアイスが欲しいと申し出ると、専用のコインがもらえます。
イオンでは、コインと一緒に、ドライアイスを入れるための持ち手付きの袋ももらえます(袋は、有料の店舗もあるようです)。
セルフレジの時は、店員さんに聞きましょう。
もちろん、ドライアイスは、アイスクリーム1個買った場合でももらえますよ。
家に帰るまでにアイス(商品)が溶けたら困りますもんね。
店舗にもよると思いますが、冷凍の商品をたくさん購入した時は、コインを2、3枚もらえると思います。
コインをもらった後は、セルフサービスです。
ドライアイスの機械は、サッカー台(袋詰めを行う台)や、氷や水の機械の近くにあることが多いです。
近所のイオンのドライアイス機は、よく見るタイプの装置です。
機械に手順が書いてありますが、初めてだと、やり方がわからなくて諦めてしまう人もいるようです。
手順は次の通りです。
- 機械の扉を下に下げて開けます
- 扉を開けると、左右にフックがあるので、そこに袋の持ち手をひっかけます
- 扉を閉めます
- コインを入れます
- スタートボタンを押すと、一回分のドライアイスが、袋の中に勢いよく噴射されます(かなり大きな音がします)
- 扉を開けて、袋を取り出します
- 袋の中に、パウダー状のドライアイスが入っていることが確認できたら、持ち手を縛って冷凍食品の保冷に使いましょう
ドライアイスは気体になるとすごく膨らむので、ドライアイス用の袋には空気穴が開けてあるはずです。
そのため、備え付けの袋を使う場合は、袋の口を縛って大丈夫です。
ドライアイスは極めて低温なので、素手で触らないよう注意してくださいね。
また、一緒に買った肉や魚も冷やそうとドライアイスのすぐ側に置くと、部分的に凍ったりするので気を付けてください。
肉や魚用の鮮度を保つための氷は、無料でもらえます(氷は、コイン式ではなく、一人一袋を目安に、自分で袋に詰めて持ち帰る感じです)。
マックスバリュの例
マックスバリュでも、ドライアイスのもらい方はイオンと同じです。
近所のマックスバリュでは、アイスや冷凍食品を買った時に、レジで「ドライアイスください」と言うと、店員さんが専用のコインをくれます。
今まで「ドライアイスいりますか?」と聞かれたことがないので、必要な時は自分で申し出るようにしています。
コインをもらい忘れても、レジやサービスカウンターで言えばもらえます。
近所のマックスバリュでは、ドライアイスの装置は、氷や水、ATM、コピー機の近くにあります。
イオンの例で紹介したような、袋をセットして噴射するタイプではなく、機械に備え付けの大きなスプーンに一回分の量が出てくるタイプです。
スタートボタンはなく、機械にコインを入れると一回分のドライアイスが出てきます。
そのため、同じようなタイプの装置の場合は、ちゃんとスプーンが機械にセットできているか確認してからコインを入れるように気を付けてくださいね。
あとは、出てきたドライアイスを、備え付けのビニール袋に入れるだけです。
ドライアイスはパウダータイプではなく、小さめの粒状で、片手に乗るくらいの量です。
たまに、機械の中でドライアイスが固まってうまく出てこない時や、機械の中のドライアイスが無くなってしまって出てこない時があります。
そんなときは、サービスカウンターで伝えて対応してもらいましょう。
ドライアイスが無くなった場合、予備があれば補充してもらえますが、暑い時期は、夕方以降に行くと、ストックが無くなっていることもありました。
その時は、氷で代用するしかないですね。
わが家はスーパーまで数分ですが、アイスを買う予定があるときは、アイスが入るくらいの保冷バッグに保冷剤をたくさん入れて持って行くこともあります。
その他の注意点は、イオンと同様です。
コストコ、業務スーパー
コストコでは、有料ですが、ドライアイスを購入できます(100円)。
ちなみに、氷の無料提供はありません。
コストコのドライアイスは、冷凍食品を購入しなくても入手することができます。
ただ、一部のコストコの店舗では、ドライアイスの取り扱いをしていないようです。
気になる方は、事前に確認するとよいでしょう。
業務スーパーでは、ドライアイスの取扱いがありません。
ドライアイスはドンキホーテで購入できる?
ドンキホーテでも、ドライアイスの販売はありません。
店舗によっては、アイスや冷凍食品の購入時に、無料でドライアイスが提供されることがあります。
有料の店舗や、ドライアイスの取扱いがない店舗もあります。
「一回19円だった」とか「冷凍食品の場合は有料で、アイスの場合は無料でもらえた」「ドライアイスが無かった」という口コミがありました。
店舗によって差があるようなので、最寄りのドンキで確認してみてくださいね。
ドライアイスを購入できる場所(製氷店など)
ペットが亡くなった時や、イベント、冷凍庫の故障になどでドライアイスが必要になることもあるでしょう。
普段使わないものだと、どんなお店で売っているのかわからないかと思いますが、ドライアイスを実店舗で買う場合は、氷屋さんで売っていることが多いです。
ドライアイスを製造・販売している会社でも、個人に販売していることがあります。
また、葬儀屋さんで売っていることもあります。
自宅からお店まで遠いと、持って帰る間に気化して減ってしまうので、近所にお店がないか調べてみるとよいでしょう。
製氷店、ドライアイス製造元
一般的に、製氷店ではドライアイスを取り扱っています。
ドライアイスの貼り紙があった、という口コミもありました。
近くに製氷店があれば、のぞいてみるとよいでしょう。
配達してくれるお店も多いようです。
葬儀社
葬儀屋さんでも、ドライアイスが入手可能な場合があります。
遺体を保冷するのにドライアイスを使うためです。
実際、葬儀屋さんで買ったという口コミも結構ありました。
葬儀屋さんなら近所にいくつかあると思うので、探しやすいですね。
ただ、個人に売っているかどうかは、葬儀社によって異なります。
ペット用のドライアイスを販売している葬儀社もありますが、販売用にはストックしていない会社もあります。
ドライアイスが必要な際は、事前に電話で確認するとよいでしょう。
ドライアイスは通販サイトで購入できる
ドライアイスは、ネット通販で購入することもできます。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのほか、製氷店やドライアイス専門のオンラインストアもあります。
価格を見ると、送料込みで3kg2500円から、5kg3000円から、10kg4500円からありました。
ドライアイスはその性質上、-79℃より温度が高いと、時間と共に気体になってしまいます。
そのため、ドライアイスを買うときは、多めに購入するのがおすすめです。
コンビニ、ホームセンター、ドラッグストアのドライアイスの取り扱いについて
コンビニエンスストアでは、ドライアイスの取扱いがありません。
(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)
詳しくはわかりませんでしたが、ドライアイスが気化して、大量の二酸化炭素が発生することに関係しているようです。
コンビニでアイスを買うときは、すぐに食べないなら、保冷バッグと保冷剤を持って行かないと溶けてしまいそうですね。
保冷バッグを持っていない時は、冷凍ペットボトルを一緒に購入して袋に入れれば、少し溶けにくくなるかもしれません。
コンビニ同様、ホームセンターでも、ドライアイスの取扱いはありません。
ドラッグストアでも、基本的にドライアイスの取扱いはありません。
ドライアイスはサーティワンやシャトレーゼで購入できる?
アイスを買ったときは、サーティワンでは30分用のドライアイスを無料です。
シャトレーゼでは、15分ごとに有料でドライアイスを付けることができます。
お金はかかりますが、サーティーワンやシャトレーゼなら、スーパーでもらう量より多い量のドライアイスを手に入れることも可能です。
サーティワン
サーティワンアイスクリームでは、アイスクリーム購入時に、持ち歩き30分用のドライアイスを無料で提供しています。
それ以上のドライアイスが必要な場合、1時間分+80円、2時間分+130円の追加料金でドライアイスを購入することができます。
アイスを買うときに、レジで店員さんに伝えましょう。
サーティワンでドライアイスを売っている、という情報も見かけました。
もしかしたら、状況に応じてドライアイスを売ってくれる店舗があるのかもしれません。
ドライアイスを単品で購入できるかどうかは、店舗に問い合わせてみてくださいね。
シャトレーゼ
シャトレーゼでは、アイスなどの冷凍食品を購入した時に限り、ドライアイスを提供しています。
ドライアイスは有料で、15分単位で販売しています(15分で税込38円)。
会計時に、必要な時間を店員さんに伝えましょう。
シャトレーゼでは、ドライアイスだけの販売はありません。
ドライアイスと発砲スチロールのセットもあるようです。
ちなみに、ケーキを買ったときは、保冷剤を入れてもらえます。
無料でドライアイスがもらえる場所のまとめ
これまでお伝えしたように、多くのスーパーマーケットでは、冷凍商品の購入時にドライアイスを無料で提供しています。
量は100g程度です。
- スーパー(イオン、マックスバリュ、ビッグ、イトーヨーカドー、ライフ、いなげや、サミット、アピタ、など)※有料の店舗もあり
- ドンキホーテ ※有料の店舗もあり
- サーティワン(30分は無料)
ドライアイスの特徴や注意点
ドライアイスは、二酸化炭素を固体にしたものです。
同じ固体でも、氷は融けると液体(水)になりますが、ドライアイスは液体にならず直接気体になります(昇華といいます)。
ドライアイスは、氷で冷やした時のように水浸しにならないので、さまざまな場面で役立ちます。
- 冷凍食品の持ち運び、保冷
- 冷凍庫の故障や、停電時の冷凍食品の保冷
- ペットの遺体の保存
この他、イベントでのスモークの演出や自由研究などでも使われます。
注意点
ドライアイスを扱う時には、いくつか注意点があります。
素手で触らない
ドライアイスは-79℃と極めて低温なので、素手で触らないように気を付けてください。
厚手の軍手や、トングなどを使うようにしましょう。
密閉しない
ドライアイスは、気化すると0℃の場合で体積が750倍くらいに増えるので、密閉しないように気を付けてください。
(密閉しなければ、すき間から抜けていきます)
時間と共に減る
ドライアイスは、-79℃より温度が高いと気体になっていきます。
そのため、固まった状態を保つのは難しく、時間の経過とともに減ってしまうので、多めに買うとよいでしょう。
ドライアイスは、新聞紙に包んで発泡スチロールに入れ(なるべく隙間ができないように、間にも新聞紙を詰めると良い)、蓋を閉めて涼しいところに置くと、少し持ちがよくなります。
換気の良い場所で使う
ドライアイスは、二酸化炭素なので、締め切った部屋などで使わず、換気に気を付けて使ってください。
使い終わって余ったドライアイスは、換気の良い場所に置いておけば、自然に気体になっていきます。
まとめ
ドライアイスは、以下の場所で入手することができます。
アイスや冷凍食品を購入した時に、持ち帰り用のドライアイスを入手できる場所
- スーパーマーケット(無料が多いが、有料のお店もある)
- ドンキホーテ(無料か有料かは店舗による)
- サーティワン(30分までは無料、追加分は有料)
- シャトレーゼ(有料)
- コストコ(有料。ただし、コストコでは冷凍品を買わなくても購入可能)
ただし、店舗によっては、ドライアイスの取扱いがないこともあります。
サーティーワン、シャトレーゼ、コストコでは、お金はかかりますが、スーパーより多めのドライアイスを手に入れることができます。
コンビニ、業務スーパー、ホームセンター、ドラッグストアでは、基本的にドライアイスの取扱いがありません。
ドライアイスを購入できる場所
- 製氷店、ドライアイス製造・販売店
- 葬儀社(売っていない会社もある)
- 通販サイト
スーパーでもらえるような少量のドライアイスでは足りない場合や、板状や大きな塊のドライアイスが欲しい、決まった日時に欲しい、などの場合には、これらのお店で買うことができます。