身の回りにある普通のアイテムや、100円ショップダイソーで見つけることができる商品を活用して、プラスチック製品に生じた細かい傷を除去したり、深い傷を補修する方法を紹介します。
歯磨き粉でプラスチックの傷を修復する方法
プラスチックの表面についた細かい傷を修復する際、家庭に常備されている普通の歯磨き粉が役立ちます。
- 作業を始める前に、温かい水で薄めた洗剤を含ませた布で、傷の周辺を優しく拭き汚れを落とします
- 次に、布で水気を拭き取り、傷の深さを指で触って確かめます。深くて指に引っかかるような傷では、この方法では効果を期待できないかもしれません
- 傷が浅い場合は、少量のペースト状の歯磨き粉を湿った布に取り、傷に直接塗ります
- その後、傷部分を布で円を描くように優しく磨き、傷が目立たなくなるまで作業を繰り返しましょう
- 最後に、歯磨き粉を湿った清潔な布で拭き取り、乾いた布で水分を完全に除去すれば修復は完了です!
重曹を使ったプラスチック傷の修復は可能か?
プラスチックの浅い傷を目立たなくするのに、家庭で広く使われている重曹も効果的です。
その細かい粒子が傷を埋めて目立たなくします。
- まず、重曹と水を2対1の比率で混ぜてペーストを作ります
- 傷の周囲をきれいにしてから、このペーストを湿った布に取り、傷に塗ります
- 傷部分を布で円を描くように優しく磨きます
- 傷が見えなくなるまで何度も作業を繰り返しましょう
- 仕上げに、重曹を湿った布で拭き取り、乾いた布で水分をしっかりと拭けば修復作業は終了です!
ダイソーで見つけることができる便利な傷修正用品
ダイソーには、プラスチック専用のクロスが販売されており、これを使えば手軽に傷を消すことができます。
使用する前に、磨きたい物をきれいにしておく必要がありますが、その後はこの特殊な布で磨くだけで大丈夫です。
研磨剤と、光沢を出すワックスが織り込まれたこの布は、傷を簡単に消しつつ、同時に光沢を与えることができるため非常に便利です。
磨き剤を別に準備する必要もないのがいいですね。
車のヘッドライトなどのプラスチック製品を磨いた際には、傷が目立たなくなり、光沢が出ることで新品のような見た目になるでしょう。
100円でこれらの作業が手軽にできるのは、非常に魅力的です。
クリアプラスチックとアクリル製品の傷を消す最適な手段
透明なプラスチックや、アクリル板などの傷を修正するには、コンパウンド研磨剤が最適です。
車の傷の修正にも使用されるこの種の研磨剤は、細かな粒子が表面を滑らかにし、透明素材の傷を消してくれます。
ホームセンターや、カー用品店で購入可能なこの研磨剤は、「細目」「中目」「極細」の3つの粗さに分類され、用途に応じて選べるセットがお勧めです。
- 作業を始める前に、対象の物を洗ってきれいにしましょう
- 細目のコンパウンドを少量取り、マイクロファイバークロスで優しく磨きます
- 傷の範囲が広い場合は、少しずつコンパウンドを追加しながら慎重に磨き続けます。重要なのは、傷がある部分だけでなく、全体を均一に優しく磨くことです
- その後、中目と極細のコンパウンドを順番に使い、都度新しいマイクロファイバークロスを使用してください
- 傷が見えなくなったら、艶出し用のコンパウンドで最後の磨きを行い、清潔な布で拭き取れば完成です
コンパウンドの量には注意し、必要に応じて少しずつ追加していくのが良いでしょう。
プラスチックの深い傷を補修する方法
プラスチックにできた深い傷を直すためには、パテ、ヘラ、そして細かいサンドペーパーの利用が効果的です。
- まず、傷ついたプラスチックの部分をきれいに掃除します
- その後、傷にパテを塗り、余分な部分はヘラで削り取ります
- パテが完全に乾いたら、サンドペーパーで表面をなめらかに磨き上げましょう
まとめ
愛用しているプラスチック製品に傷がつくと、とても残念な気持ちになります。
しかし、表面的な傷ならば、歯磨き粉や重曹、ダイソーの研磨布を使用して簡単に修復できます。
もし傷が深い場合でも、パテを使用することで見た目を大きく改善させることが可能です。
傷を見つけたらすぐにあきらめず、これらの修復方法を試してみることをお勧めします。