Zoomで「待機しています」と表示されたままぐるぐるが続くのは、ホストの承認待ちや表示名の確認、アプリや端末の不具合、通信環境が安定していないなどが考えられます。
解決策としては、ホストに確認をとる、表示名をわかりやすく変更する、通信環境を見直すことが有効です。
それでも入れない場合は、ZoomやOSのアップデート、別の端末やブラウザでの参加を試すと改善につながることがあります。
Zoomを利用していて「待機しています」という表示のままぐるぐる回って入室できないと、焦ってしまうかもしれません。この記事では、考えられる原因と解決策を順番に整理したので試してみてください。
Zoomが「待機しています」ぐるぐるになるときの原因
ぐるぐるが続くのは、ホストの承認待ちや表示名の不一致、接続やアプリの状態など、いくつかの要因が関係しています。これらを確認することで入室できる可能性が高まります。
ホストが入室を許可していない
Zoomには「待機室」という機能があり、ホストが承認するまでは参加できません。参加者側で操作しても画面は変わらず、しばらく待つ必要があります。また、ホストが複数の参加者を確認している場合、承認までに時間がかかることもありますので、少し余裕を持って待つことが望ましいです。
表示名がわかりにくく、ホストに承認されていない
表示名がニックネームや記号などでホストが誰かわかりにくいと、承認が遅れることがあります。事前に名前を確認しておくと安心です。名前を変更することで、ホストがすぐに参加者を認識でき、スムーズに入室できることがあります。
Zoomアプリや端末の一時的な不具合
アプリや端末の動作が不安定で、待機画面から進まないことがあります。この場合は再起動やアプリの再インストールを試すことで、改善されることがあります。端末のメモリ使用状況や他のアプリの影響も確認しておくとよいでしょう。
インターネットの接続状態
通信が途切れがちだと、待機画面のまま進まないことがあります。接続環境を見直したり、ルーターの再起動、別のネットワークを試すことで状況が改善することがあります。通信が安定しているかを事前に確認しておくと安心です。
Zoomで待機中から進まないときの解決策
ここでの結論としては、原因ごとに一つずつ確認し、順に対策を試すことで、待機中のぐるぐる状態から進める可能性が高くなります。
ホストに確認をとる
ホストがまだ許可していない場合もありますので、連絡できる状況であれば確認するとよいでしょう。
Zoomの表示名を変更する
本名やホストにわかりやすい名前に変更しておくと、承認がスムーズになります。
名前変更の方法(PC版)
- Zoomに参加する画面で「名前」を入力する欄があります。
- すでに参加している場合は、画面下の「参加者」→自分の名前にカーソルを合わせ「名前の変更」を選びます。
名前変更の方法(スマホ版)
- Zoomアプリを開き、参加する前の画面で「名前」を入力します。
- 参加中に変更したいときは「参加者」一覧から自分の名前をタップし、「名前の変更」を選びます。
インターネット接続をチェックする
通信が安定していないときは、接続環境をしっかり確認してみましょう。例えば、使用中のネットワークが混雑している場合や、ルーターの配置が原因で電波が弱くなっていることもあります。必要に応じて再起動したり、他のネットワークを試すことで改善されることがあります。
Wi-Fi利用時の確認ポイント
- ルーターの近くで接続することで電波強度を確保する。
- 一度Wi-Fiを切ってから再接続して、接続をリフレッシュする。
- 他の機器が帯域を使いすぎていないか確認する。
有線接続を使うときの確認ポイント
- ケーブルがしっかり差し込まれているか、緩みがないか確認する。
- 別のポートに差し替えて試してみることで、ポートの問題を排除できる。
- 可能であれば別のLANケーブルを使って接続状況を確認する。
それでもZoomに入れない場合の追加対策
ここでの結論としては、すべての基本的な対策を試しても入室できない場合、アプリやOSの更新や別端末の利用など、状況に応じた追加の方法を順に試すことで改善の可能性が高まります。
ZoomアプリやOSを最新バージョンにアップデートする
古いバージョンのままだと不具合が起きやすくなることがあります。最新の状態に更新してから再度試すことで、多くの場合、問題が解消されます。また、アップデートを行うと、新しい機能や改善点も反映され、操作の安定性が向上することがあります。定期的に更新を確認しておくと安心です。
Zoomアプリの更新手順
- 【PC】公式サイトから最新版をダウンロードしてインストール。更新後はアプリを再起動して状態を確認します。
- 【スマホ】App StoreやGoogle Playからアップデート。更新後に端末を再起動することで、アプリがスムーズに動作することがあります。
別の端末やブラウザから試す
どうしても入れないときは、スマホからPCに切り替える、ブラウザ版を使うなど別の方法を試すのも一つの方法です。端末やブラウザを変えることで、一時的な端末依存の不具合を回避できることもあります。必要に応じて、別の環境から参加する手段を準備しておくと安心です。
まとめ
Zoomが「待機しています」のままぐるぐるして進まない場合は、ホスト側の承認待ち、表示名の不一致、接続状況やアプリの状態など、さまざまな理由が考えられます。原因ごとに順番に確認し、対策を一つずつ試すことで入室できる可能性がさらに高まります。また、待機が長引く場合には、通信環境の改善や別の端末を使うなど、複数の方法を組み合わせて試すことも有効です。焦らず段階を踏んで対応することで、スムーズに会議や授業に参加できるようになります。困ったときの参考にしてみてください。