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中華風だしがない?そんな時はコンソメやウェイパー、シャンタンなどで解決しよう

調味料

中華風料理で大活躍の中華だしは、炒め物やスープに深い味わいを加えてくれます。

しかし、思い立った時になくなっていることもしばしば。

そんな時、わざわざ買いに行くのは大変ですよね。

そこで、手元にあるもので巧みに代用してみませんか?

中華ダシのいい代替えとなるものは以下の通りです。

  • コンソメ
  • ウェイパー
  • シャンタン
  • 鶏がらスープの素
  • ダシダ
  • 香味ペースト
  • ほんだし

更に、ごま油やオイスターソースを加えることで、本格的な中華風の風味を再現することができます。

この記事では、中華だし不足を補う代替品とその活用法を紹介します。

中華だしがない時の参考にしてください。

中華だしがない時はどんな代替品を選べばいい?

中華だしに含まれる主要成分は、以下のようになります。

  • 食塩
  • ポークエキス
  • 食用油
  • オイスターソース
  • チキンエキス
  • 野菜エキス
  • 酵母エキス
  • こしょう
  • にんにく
  • アミノ酸

中華だしは、肉や野菜の旨味がギュッと詰まった、中華料理には欠かせない調味料です。

そのため、代用品によっては、ごま油やオイスターソースで風味を足すと良いでしょう。

では、中華だしの代わりになる食材を具体的に見ていきましょう。

コンソメ(+オイスターソース)

コンソメは、基本的に西洋のスープ用の素ですが、オイスターソースを加えることで中華風の味を演出できます。

コンソメだけでも、肉や野菜の旨味とコクがありダシに使えますが、中華料理特有の風味を出すためには補強が必要です。

コンソメに含まれる主な成分は、次の通りです。

  • 食塩
  • 乳糖
  • 砂糖
  • 加工油脂
  • 野菜・肉エキス(はくさいエキス・チキンエキス・ビーフエキス)
  • 香辛料
  • しょうゆ
  • 果糖
  • キャベツエキス
  • オニオンエキス
  • 調味料(アミノ酸等)

中華ダシをコンソメで代用する際には、オイスターソースで風味とコクを加えることが、おいしさのポイントです!

ウェイパーで簡単中華風味

ウェイパーは、手軽に使えて中華料理の味を格上げする調味料です。

目立つ赤い缶でお馴染みのウェイパーを使えば、家庭での中華作りが格段に楽になります。

この調味料は、塩ラーメンを彷彿とさせる濃厚な味わいが特徴で、様々な成分を含んでいます。

  • 食塩
  • 動植物油脂(牛脂・豚脂・なたね油・ごま油)
  • 砂糖
  • 乳糖
  • 小麦粉
  • たん白加水分解物
  • 肉エキスパウダー(ポーク・チキン)
  • 香辛料
  • 野菜パウダー
  • 牛肉
  • ごま
  • ゼラチン

ウェイパーを使う際には、料理の味が重たくなりすぎないよう、油と塩の量を考慮して調節しましょう。

シャンタン:よりマイルドな味わい

シャンタンは、ウェイパーと同じように使える中華だしの優れた代替品です。

元々ウェイパーと一緒の商品だったシャンタンですが、2015年からは別の商品として販売されています。

ウェイパーに比べて、シャンタンはマイルドで、色も薄めです。

味に深みを加えたい時はウェイパーを、さっぱりとした味付けを好むならシャンタンを選ぶといいでしょう。

ただし、どちらも塩分が高いので、使用量には注意が必要です。

鶏がらスープの素で軽やかに

鶏がらスープの素は、中華だしがない時にぴったりの代替品です。

中華だしと似た風味を持ちつつ、もう少し軽やかな味わいが楽しめます。

例えば、味の素の丸鶏がらスープの素に含まれる成分は以下の通りです。

  • 食塩
  • デキストリン
  • チキンエキス
  • 鶏油
  • 野菜エキス調味料
  • 酵母エキス
  • 調味料(アミノ酸)

この製品は鶏だけを使用していますが、メーカーによってはポークエキスを含む商品もあり、それぞれ異なる中華だしの風味を出しています。

料理や好みに応じて、いろいろなメーカーの商品を試してみるのがおすすめです。

ダシダを使って中華風の味付け

中華料理にダシダを取り入れる際、ほんの少しのオイスターソースを加えることで味わいが格段に向上します。

韓国で愛用されているダシダには牛肉、いりこ、アサリのバリエーションがありますが、中華料理への利用では牛肉味がぴったり合います。

ダシダに含まれる成分は以下のとおりです。

  • 食塩
  • 混合薬味ミックス(小麦澱粉・たまねぎ・にんにく・食塩・胡椒)
  • 砂糖
  • 粉末しょうゆ
  • 牛脂
  • とうもろこし
  • 牛肉エキス
  • 牛肉香辛料
  • 調味料(アミノ酸)

中華の基本ダシと比較して、ダシダは牛肉の風味が際立っています。

このため、オイスターソースを加えることで、より中華らしい味わいへと調整できます。

また、濃厚な味付けが特徴のため、少量で充分な風味を楽しむことができます。

香味ペーストの便利な使い方

香味ペーストは、手軽に中華だしの役割を果たします。

主要成分は以下の通りです。

  • 食塩
  • 食用油脂
  • 香味油
  • ポークエキス
  • 砂糖
  • チキンエキス
  • 野菜エキス
  • 香辛料
  • 酵母エキス

そのまま使える手軽さが魅力の香味ペーストは、油分が含まれているため、冷蔵庫で保管しても固まりにくく、必要な量をすぐに取り出せる点が便利です。

ほんだしで作る中華風の味わい

ほんだしを中華料理に応用する場合は、ごま油やオイスターソースを加えることで、和風の基調から中華風の味わいに変化させます。

ほんだしの主要成分は以下です。

  • 食塩
  • かつお中骨粉末
  • 砂糖
  • かつおぶし粉末
  • かつおエキス
  • ポリグルタミン酸
  • 調味料(アミノ酸)

ほんだしを中華のダシとして使うときは、肉エキスが不足しがちなため、仕上がりが比較的あっさりとします。

この点を踏まえ、調味料を加えて味を調整するとよいでしょう。

 

まとめ

中華料理における中華だしの代替品と、それを使う際のアドバイスをご紹介しました。

中華ダシの直接的な代用が可能なアイテムとして、次のものがあります。

  • ウェイパー
  • シャンタン
  • 鶏ガラスープの素
  • 香味ペースト

また、味わいを深めるためにオイスターソースやごま油を加えることをおすすめするアイテムには以下が含まれます。

  • コンソメ
  • ダシダ
  • ほんだし

代替品を使用する時は、味を見ながら塩分の加減に注意し、中華料理独特の風味を出すためにオイスターソースを活用するのがポイントです。