広の旧字体「廣」「广に黄」や、異体字「厂に黄」をPCで表示する方法!
PR

広の旧字体「廣」「广に黄」や、異体字「厂に黄」をPCで表示する方法!

広の漢字いろいろ 暮らし

「広」という漢字は、日常生活で多岐にわたり使用されています。

「広」には「廣」という旧字体も存在します。

また、「まだれ(广)に黄」という形もあり、これは「廣」と同一の漢字として扱われています。

さらに、旧字体には「がんだれ(厂)に黄」もありますが、これは異体字いたいじ(形は違うけれど意味と読みが同じ漢字)に分類されます。

「広」の旧字や異体字をパソコン等で入力したい場合は、以下の方法がありますよ。

  • 「広」や「廣」は、キーボードで「ひろ」と打って変換すると出てきます
  • 「まだれに黄」は「廣」のフォントを変更することで表示できます
  • 「がんだれに黄」は、文字コード「2a813」を入力後、「F5」キーを押すと表示できます

この記事では、「広」の旧字体の「まだれに黄」と、異体字の「がんだれに黄」を、PCでどのように表示するか詳しくご紹介します。

 

\ 楽天ブラックフライデー開催中 /

ランキングページはこちら

11/27(水)1:59まで!

「広」を、旧字の「まだれに黄」で表示する方法

まだれに黄

「広」の旧字の「廣」と、「まだれ(广)に黄」は、パソコン上で同一の漢字として扱われています。

(ちなみに、この「廣」の中の「黄」に似た文字は、「黄」の旧字体です)

そのため「廣」のフォントを変えれば、「まだれに黄」が表示できます。

手順としては、まず「広」の旧字体である「廣」を表示します。

キーボードで「ひろ」と入力し、変換すると「廣」が変換候補に出てくるはずです。

例えば、Wordでは、以下のフォントで「まだれに黄」を表示できました。

  • Microsoft YaHei
  • Microsoft YaHei Light
  • Microsoft YaHei UI
  • Microsoft YaHei UI Light
  • NSimSun
  • SimSun

使うソフトなどでもフォントが違うので、いろんなフォントを試してみるとよいでしょう。

「広」を、異体字の「がんだれに黄」で表示する方法

がんだれに黄

続いて「広」の異体字である「がんだれ(厂)に黄」をどう表示するかについて解説します。

(異体字とは、形は違うけれど読みも意味も同じ漢字のことです)

先ほどの「まだれに黄」は、「廣」のフォント変更で表示できました。

しかし「がんだれに黄」は「廣」と異なる漢字として扱われるため、この方法では表示できません。

この異体字を表示するためには「文字コード」を使用します。

文字コードを使用した表示方法

各文字には「文字コード」が割り当てられています。

「がんだれに黄」には「2a813」というコードが割り当てられています。

例えば、Microsoft WordやExcelでこの文字を表示するには、「2a813」と入力し、その後にキーボードの「F5」キーを押しましょう。

すると「がんだれに黄」が表示できるはずです。

ポイントは「2a813」と入力した後に、Enterキーを押さずに「F5」キーを押すことです。

また、「直接入力」の場合は変換できないので、変換ができる状態で文字を入力してくださいね。

ローマ字入力設定の場合は、「全角ひらがな」「全角カタカナ」「半角カタカナ」など、変換さえできれば何で入力しても大丈夫です。

例として「全角ひらがな」で「2a813」と入力すると「2あ813」となりますが、「F5」を押すと、「がんだれに黄」の文字が表示されることでしょう。

よく使うなら単語登録が便利

「広」の異体字「がんだれに黄」を頻繁に使用する場合は、これを単語登録しておくと便利です。

ユーザー辞書に登録しましょう。

登録しておけば、変換候補として上位に表示されるようになるので、入力が楽になりますよ。

登録手順

  1. パソコンの右下のタスクバーにある「あ」または「A」のマークを右クリック
  2. 出てくるメニューから「単語の登録」を選択
  3. 表示されるダイアログボックスの「単語(D)」欄に、「がんだれに黄」の文字を入力します。「2a813」「F5」で入力しても、既に表示した文字をコピー&ペーストしてもいいです
  4. 「よみ(R)」欄には、その漢字の読みを入力します。「ひろ」と入力するとよいでしょう
  5. 「登録(A)」ボタンをクリックすると、単語の登録が完了します
  6. たとえば、手順4で「ひろ」と登録した場合、いつものように「ひろ」と入力すると、変換リストに「がんだれに黄」の文字が表示されるようになります

「広」の旧字の「廣」は、名前に使える

旧字の「廣」は、「広」が常用漢字に使われるようになってからも、名前に使える感じです(人名用漢字)。

例えば「広瀬」や「広田」といった名字が、「廣瀬」「廣田」のように旧字体で表記されることがあります。

廣輝(こうき、ひろき)のように、子どもの名前に使うこともできます。

広(廣)の読み方

  • コウ
  • ひろ…ひろ(い)、ひろ(まる)、ひろ(める)、ひろ(がる)、ひろ(げる)

まとめ

「広」の旧字体と異体字を、パソコンで表示する手順について説明しました。

  • 「広」と、旧字の「廣」は、「ひろ」と打って変換すれば、候補に出てきます
  • 「まだれに黄」は、「広」の旧字体「廣」と同じ字という扱いなので、フォントの変更(SimSunなど)により表示が可能です
  • 「広」の異体字「がんだれに黄」を表示するには、文字コードを利用します。「2a813」を入力し、その後キーボードの「F5」キーを押すだけです