フライパンや鍋のサイズは、一般的に「cm」で表示されますが、この「cm」が実際にどの部分の長さを示しているのかは少々わかりにくいこともあります。
フライパンや鍋のサイズは、上部(表面)の内側の直径を測ることを意味します。
フライパンと鍋の正確な測定方法
例えば、調理器具を製造する有名メーカー「ティファール」によると、フライパンや鍋のサイズは縁(フチ)の内側の直径で測るのが正しい方法とされています。
これは、器具の上部(表面)の内側の直径を測ることを意味します。
フライパンや鍋のサイズは底面の方が小さい
一般的に、フライパンや鍋の縁の部分は底面よりも広がっています。
商品のサイズ表記は縁の長さに基づいているので、底面の実寸は通常、その表記サイズよりも小さくなります。
たとえば、縁の直径が24cmのわが家のフライパンでも、底面の実際の直径は外寸で18.5cmであることが確認できました。
既存のフライパンや鍋と同じサイズを選ぶコツ
既にお持ちのフライパンや鍋と同じサイズを探している場合、その縁の内側から直径を測定しましょう。
市販の製品は大抵1cm刻みでサイズが設定されているため、手持ちの製品とほぼ同じサイズを見つけることができるはずです。
しかし、内径が同じでも、製品によっては深さや底面の広さが異なることもあるため、完全に同じものを求めるならこれらの詳細も確認することが重要です。
フライパンや鍋の適切なフタの選び方
フライパンや鍋にフタを選ぶ際には、正しいサイズを選ぶことが大切です。
フタがセットになっている製品ならば特に問題はありませんが、別売りのフタを選ぶ時は、フライパンや鍋の縁の内側の直径に合ったものを選ぶ必要があります。
同一メーカーから出ているフタであれば、互換性のある製品がリストアップされていることが多いので、購入前にそれを確認すると良いでしょう。
フタには特定のサイズにのみ対応するものもあれば、複数のサイズに対応しているものもあります。
例えば、26cm専用のフタはそのサイズに限定されますが、24cm、26cm、28cmを兼用できるフタもあります。