家に現れた巨大蜘蛛!なぜ退治せずにおくべき?どうやって入ってくるの?
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家に現れた巨大蜘蛛!なぜ退治せずにおくべき?どうやって入ってくるの?

家の中 暮らし

たまに、自分の家で見かけるかもしれない、その巨大な蜘蛛。

見た目の大きさとその姿は、一見すると恐怖を感じさせるものがあり、タランチュラかと思わせるほどです。

そんな大きな蜘蛛を見つけた時、どのように扱うべきか迷いますよね。

ここでは、

  • 巨大蜘蛛がどんなものか
  • なぜ巨大蜘蛛を退治すべきでないのか
  • 巨大蜘蛛がどのようにして家に入ってくるのか、その対策は?

について説明します。

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11/27(水)1:59まで!

家に現れる巨大蜘蛛とは?

家の中で見かける大きな蜘蛛は「アシダカグモ」という種が一般的です。

アシダカグモの性質と特長

アシダカグモの見た目と性質

  • サイズ:8cm~10cm
  • 外見:タランチュラを彷彿とさせる
  • 毒性:なし
  • 活動時間帯:主に夜、夜行性で活動
  • 寿命:約5~8年
  • 性格:非常におとなしく、臆病

アシダカグモは約5~8年生きます。

その間に成長し、子蜘蛛を産みますが、成蜘蛛になれるのは一部で、多くは他の生物に捕食されるため、家がアシダカグモで溢れることはありません。

アシダカグモは非常におとなしく、臆病です。

大きな生物、特に人間を見ると逃げる傾向があります。

アシダカグモがいるメリット

外見はちょっと怖いかもしれませんが、アシダカグモは実は益虫です。

特に、家の中のゴキブリやハエといった害虫を捕食してくれるので、害虫を自然に駆除する手助けをしてくれます。

アシダカグモが家に2、3匹いると、ゴキブリは約半年で見られなくなることが多く、その効果は非常に高いとされています。

巣を作らず、素早く害虫を捕食することもアシダカグモの大きな特徴の一つです。

家に現れる巨大な蜘蛛、対処法は?

アシダカグモは、私たちの住む空間にひそむゴキブリを一掃してくれるありがたい存在で、ゴキブリがなくなると自分からもどこかへ去っていきます。

この一連の流れは、以下のように進みます。

  1. ゴキブリがアシダカグモの食べ物になる
  2. その場所にアシダカグモが集まってくる
  3. ゴキブリを全部食べ尽くす
  4. 新たな食べ物を求めて、アシダカグモは別の場所へ移動する

そのため、アシダカグモを特別に退治する必要はありません。

実際、アシダカグモを退治したあとにゴキブリが増えたという話も少なくないんです。

だからこそ、アシダカグモを退治するよりもゴキブリに焦点を当てた方が良いでしょう。

  1. ゴキブリを退治する
  2. アシダカグモのエサがなくなる
  3. アシダカグモもその場を去る

これが自然な流れです。

巨大な蜘蛛が家に入ってくるルートとは?

アシダカグモは、ゴキブリやハエなどの獲物を追って家の中に侵入します。

彼らが入ってくる主なルートは次の通りです。

  • 屋根裏
  • 通気孔
  • キッチン用の換気扇
  • トイレの換気扇
  • 通風孔
  • エアコンの外部ユニット

アシダカグモを避けたい場合は、これらの侵入口にネットやフィルターを設置するか、または家の周りに害虫防除用の薬剤を散布することが効果的です。

さらに、アシダカグモは水を好む生き物なので、キッチンのシンクやバスルーム、トイレなどの水回りに姿を現すこともあります。

家の中の巨大蜘蛛、どうやって外に出す?

アシダカグモのような蜘蛛が苦手で、家にいて欲しくないと思う人もいるでしょう。

でも心配無用です。

こちらでは、家にいる大きな蜘蛛を簡単に外に出す方法を紹介します。

準備する物

  • 透明な容器
  • 蓋となる物品(例:下敷き、クリアファイル)

はじめに、蜘蛛を透明な容器でそっと捕まえ、蓋をして逃がさないようにします。

そして、外へ放すだけで大丈夫です。

透明容器を使う理由は、蜘蛛が容器内でどのように動いているかがはっきり見えるためです。

容器が透明でないと、蜘蛛がちゃんと捕まっているのか、どこにいるのか分からず、余計な心配をすることになります。

まとめ

アシダカグモは、ゴキブリなどの害虫を退治してくれる役立つ益虫です。

ゴキブリが少なくなれば、自然とアシダカグモも去っていきます。

大きな蜘蛛がいるということは、何かしらの理由があるわけです。

アシダカグモも私たちの味方なので、殺虫剤などを使わず、やさしく扱ってあげましょう。