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100mlはどれくらい?コップや大さじなどのわかりやすい例で紹介!

コップの水

レシピで「100mlの牛乳を加える」「水を100ml入れる」などいう指示を見かけることがあるでしょう。

一般的な計量カップは200ml(200cc)なので、半分で100ml(100cc)です。

これは、水、牛乳、醤油、酢、油など、どんな液体を量る時でも同じです。

計量カップが無い場合、例えばコップでは、コップ4分目~半分で100mlとなります。

大さじで量る場合は、大さじ6杯と2/3杯で100mlとなります。

この記事では、普段使いの食器やその他のアイテムを使って、100ml(ミリリットル)をどう量るかを解説します。

なるべく正確に量りたいときは、計量スプーンやキッチンスケールを活用すると良いですよ。

コップで100ミリリットルはどのくらい?

まずは、一番身近なコップで100ml(ミリリットル)がそのくらいの量になるか見ていきましょう。

mlとccについても解説しますね。

一般的な大きさのコップの場合

レストランや喫茶店などで使われているような、一般的な大きさのコップの場合「コップ四分目」が100mlの目安になります。

四分目というのは、4/10という意味です。

半分より少し少ないくらいです。

下の方が細くなっているコップの場合は、半分くらいを目安にするとよいでしょう。

わが家にある小さめのコップの容量を量ってみたところ、口いっぱいまで入れて約200mlでした。

この場合は、半分くらいで100mlとなりますね。

このように、コップは大きさがさまざまなのでピンと来ないという方は、コーヒー缶の半分くらい、と言えば量のイメージがつくでしょうか?

100mlは、思った以上に少ない量であることに気づくはずです。

ちなみに、200ミリリットルを測りたい場合は、コップの八分目が目安です。

このような目安を使うことで、簡単に必要な量を測定できますよ。

mlとccは同じ量を指す

レシピ等で「100ml」と書いてあったり「100cc」を書いてあったりすることがあります。

実は、ml(ミリリットル)と㏄(シーシー)は、どちらも同じ量を指します。

つまり、100mlは100ccと同じです。

mlとccは、体積を測る単位で、㏄は「立方センチメートル」という英語(cubic centimetre)の略称です。

最近では、mlの使用が主流になっているそうですよ。

ちなみに、100mlは、1リットル(1000ml)の1/10です。

これを1dL(デシリットル)ともいいます(100ml=100㏄=1dL)。

普段目にすることは少ない単位ですね。

紙コップの場合

紙コップで100mlがどのくらいかも見ていきましょう。

よく見るサイズの紙コップは、7オンスという容積のサイズで、満杯にすると約205mlとなります。

実際に、わが家の紙コップの大きさを測ってみると、口の直径7cm、高さ8cmでした。

100mlは、紙コップの半分くらいとなります。

紙コップにはさまざまな大きさがあるため、サイズによって容量の差がかなりあります。

コンビニやカフェ、ファーストフード店などでは、テイクアウト用の紙コップがS、M、L等のサイズで提供されることも多いですよね。

例えば、コンビニのコーヒーの紙コップは、標準サイズの場合、満杯容量が約266mlです(9オンス)。

スターバックスの一番大きなサイズの場合は、600mlくらいの容量があります。

コーヒーカップの場合

コーヒーカップで100mlを量る方法もご紹介しますね。

コーヒーカップも、サイズがいろいろあります。

例えば、喫茶店で出てくるような小さめのコーヒーカップは、一般的なコップより小さめです。

そのため、100mlは、コーヒーカップの6分目~7分目くらいになります。

カップの半分よりも少し上あたりまでですね。

キッチンスケールを使って100mlを測定する方法

100mlのだいたいの量がわかればよい場合は、先ほど紹介したようにコップ4分目~半分あたりを目安にするとよいでしょう。

もっと正確に量りたい場合は、キッチンスケールと水を使って、100mlがどのくらいなのかを調べる方法もあります。

わが家には小さいコップや大きいコップしかない、という時にも役立ちます。

水の場合は「ml」と「g」の値は同じなので、100ml=100gです。

このことを利用して量ります。

  1. キッチンスケールの電源を入れて、0gの表示になったことを確認します
  2. コップを乗せてからON/ZEROボタンを押して、0gの表示になったことを確認します
  3. このコップに、水を100gになるまで入れます(こぼれないように気を付けながら)
  4. 100gになった時の位置が、100mlの位置です

水以外の液体は「ml」と「g」の数値が違うことが多いですが、水で100mlの位置がわかれば、このラインを目印に、さまざまな液体(牛乳、醤油、油など)の100mlを量ることができます。

コップ以外の容器でも同じように量れるので便利です。

コップ以外の身近なアイテムで100mlを測定する方法

コップ以外にも、100mlを量る手段はたくさんあります。

ここからは、身近なアイテムを使って、どのように100mlを量るかをご紹介します。

おたまで量る

普段からよく使う「おたま」であれば、2回すくうだけで約100mlを量ることができます。

目盛りがついたお玉もありますね。

※大きなお玉の場合、一杯で100mlのものもあります

大さじ(や小さじ)で量る

続いては、計量スプーンの大さじや小さじで100mlを量る方法です。

大さじ1杯は15mlです。

大さじを使うと、大さじ6杯と大さじ2/3杯で100mlとなります。

(15ml×6杯で90mlなので、プラス10mlで100mlです)

大さじ1/3は、スプーンの高さの半分の量、大さじ2/3は、スプーンの上端から約2ミリ下までが目安です。

大さじ2/3杯がわかりにくい場合は、大さじと小さじを使うと、大さじ6杯と小さじ2杯で100mlを量れます(小さじ1杯は5ml)。

小さじのみで量る場合は、20杯必要になります。

(小さじ1杯は5mlなので5ml×20杯=100ml)

これはかなりの手間がかかるので、小さじよりは大さじを使う方が便利です。

計量スプーンの使い方

大さじや小さじで液体を量る時は、計量スプーンにこぼれないギリギリの量まで、こんもり入れた状態を1杯と数えます。

(砂糖や塩などはすりきりなので混同しがちです)

食事用のスプーンで量る

大さじが見つからない場合、普通のスプーンを使って量ることもできます。

例えば、カレーを食べるときに使用する大きなスプーンは、大さじと同じくらいの容量で15mlくらいです。

ラーメンに使うレンゲも、大さじ1杯くらいです。

また、紅茶やコーヒーに使うより小さなスプーン(ティースプーン)は、小さじとほぼ同じで5mlくらいです。

ただし、スプーンのサイズは様々なので、自宅のスプーンでどの程度の量が測れるかを事前に確認しておくと良いでしょう。

ペットボトルやキャップで量る

市販の500mlペットボトルの場合、5分の1を目安にすれば、100mlを量ることが可能です。

目盛がついているペットボトルもあるので、これを利用すれば更に正確に量ることができます。

例えば「お〜いお茶」のペットボトルには、残量がわかりやすいように、ラベルに100mlごとの目盛りがついています。

また、ペットボトルのキャップ一杯は約7.5mlです。

キャップを2回分使うと15mlとなり、これは大さじ1杯と同じ量です。

大さじが手元にない時にも、この方法は便利ですね。

キャップの内側にある線まで液体を入れた場合は、小さじ1杯分と同じくらいの5mlが量れますよ。

計量カップ、お米の計量カップで量る

計量カップが手元にある場合は、正確な100mlを量ることができます。

通常の計量カップは、半分の目盛りがちょうど100mlです。

カップを平らな場所に置き、目線をカップの目盛りの高さに合わせて量るようにしましょう。

お米を量るためのカップの場合は、1杯が180mlなので、六分目くらいで100mlとなります。

※200mlのお米用の計量カップを見たことがあるので、一度、目盛を確認してみてください。また、無洗米用カップは170mlのようなので、使う前にカップに書いてある数字を確認してみてくださいね

リポビタンDやコーヒー缶

リポビタンDの瓶は、ちょうど100mlです。

缶コーヒーは190ml弱なので、半分くらいが100mlの目安となります。

小さいタッパー

目盛がついているタッパーがあれば、100mlが簡単に量れるでしょう。

目盛が無い場合でも、タッパーの裏に容量が書いてあるので、200mlなら半分くらい、180mlなら六分目くらいを目安にできますよ。

レシピで見る「コップ1杯の量」とは?

レシピなどで「コップ1杯の水」という表現を見ることがあります。

具体的な量が分からないと、戸惑ってしまうかもしれません。

「コップ1杯」はどのくらいなのかというと、150~180ミリリットルを指しています。

何かで「コップ1杯」という表現を見かけたら、この範囲の量と理解して大丈夫です。

ちなみに「カップ1杯」の場合の「カップ」は、200mlの計量カップの事を指しています。

「カップ1杯=200ml」です。

1/2カップは100ml、1/4カップは50ml、3/4カップは150mlです。

90mlや120mlはどのくらいの量?

最後に、90mlや120mlの量り方についても簡単に解説しますね。

90ml

90mlを量る方法をご紹介します。

大さじ1杯は15mlです。

15ml×6杯で90mlなので、大さじで量るとちょうど6杯となります。

わかりやすいですね。

また、これまでお伝えした100mlを量る方法を使うこともできます。

90ml=100ml-10mlです。

そのため、100mlから小さじ2杯分の水を取り除けば90mlになります。

お米の計量カップは180mlなので、半分くらいで90mlを量ることもできますね。

120ml

120mlについても同じように大さじで計算してみると、ちょうど8杯分となります。

15ml×8杯=120mlです。

また、100mlを量る方法を使うこともできます。

120ml=100ml+20mlです。

そのため、100mlに小さじ4杯分の水を足せば120mlになります。

まとめ

「100mlってどれくらい?」という疑問に対して、家庭にありそうな身近なアイテムを使った測定法をお伝えしました。

計量カップがあれば一番簡単で、半分で100ml(100cc)です。

計量カップが無い場合は、日々使っている食器などで、100ミリリットルを概算で測ることが可能です。

  • コップの場合は4分目~半分くらい
  • 紙コップで半分くらい
  • コーヒーカップ6~7分目
  • お玉2杯くらい
  • 大さじ6と2/3杯
  • 小さじなら20杯
  • お米の計量カップの六分目
  • 500mlのペットボトルなら1/5 …など。

この他、キッチンスケールを使う方法も簡単ですし、なるべく正確に量りたい時におすすめです。