「アナザースカイ」とは「第二の故郷」という意味です。
アナザースカイはテレビ番組名であり、この番組から広まった言葉といえます(現在のタイトルはGoogle Pixel presents ANOTHER SKY)。
日本テレビで土曜夜11時から放送しています。
「another sky」を直訳すると「別の空」「もう一つの空」となりますが、英語圏で普通には使われない表現です。
アナザースカイとはどういう意味?
アナザースカイと聞くと、多くの人がテレビ番組「アナザースカイ」を思い浮かべるでしょう。
番組の締めくくりの「ここが私のアナザースカイ」というセリフも印象的です。
「アナザースカイ」の意味は「第二の故郷」です。
自分にとって特別な場所、ということから「憧れの場所」「新天地」といった意味で使うこともあるようです。
「アナザースカイ」は、英語で書くと「another sky」となり、「another」は「別の」「もう一つの」という意味、そして「sky」は「空」という意味です。
直訳すると「別の空」や「もう一つの空」となります。
しかし、この英語のフレーズを直訳してみても、すぐには意味がつかめないかもしれませんし、実際には英語圏で普通には使われない表現です(詩的な表現としてなら使われることがあるかもしれません)。
海外で「another sky」と言うと「それは一体何?」と聞かれるでしょう。
ちなみに、英語で第二の故郷は「one’s second home」です。
(例)私の第二の故郷:my second home
「アナザースカイ」は、日本で独自に発展したカタカナ英語として、自分にとって特別な場所や第二の故郷を意味するのに用いられています。
アナザースカイの使い方
アナザースカイという言葉を使うなら、自分にとって第二の故郷といえる場所や、憧れの場所を思い浮かべるとよいでしょう。
いくつか例を挙げます。
私の人生において大きな転機となったのは、アナザースカイと呼べるスペインでの経験でした。
私にとって仕事で10年過ごしたオーストラリアは、心からアナザースカイと呼べる大切な場所です。
いつも同じ場所で過ごしてきた私には、アナザースカイと呼べる特別な場所がまだありません。
現在の生活から一歩踏み出し、自分だけのアナザースカイを見つけるために旅に出たい。
アナザースカイはどんな番組?
「アナザースカイ」という番組は、日本テレビの長寿番組です。
2008年10月10日から始まり、何度か中断を挟みながら現在も放送が続いています。
もともとは「アナザースカイ」というタイトルでした。
現在のタイトルは「Google Pixel presents ANOTHER SKY」です(土曜夜11時放送)。
開始当初からMC(進行役)は今田耕司さんが務めています。
パートナーのMCが定期的に変わっていくというスタイルで、現在は、山本舞香さんが務めています(2024年10月~)。
「Google Pixel presents ANOTHER SKY」は「夢の数だけ空がある」というテーマを掲げ、ゲストが自身にゆかりのある国内外の場所を訪れるドキュメンタリースタイルの番組です。
それぞれの地域とのつながりや、ゲスト自身の人生観や仕事観にスポットを当てています。
スタジオでは、ロケ映像を基に、ゲストのさらに深い個人的なエピソードや裏話を引き出す時間も設けられています。
アナザースカイという言葉は、最後の「ここが私のアナザースカイ」という決めゼリフでもお馴染みです。
「another sky」を直訳した「別の空」や「もう一つの空」。
番組で紹介している場所へは飛行機で行くことが多いため、番組名「アナザースカイ」は、普段とは違う「別の空」「もう一つの空」の下で得られる経験を象徴しているとも言えます。
「アナザースカイ」を見て、ゲストが訪れた場所の魅力を知って行ってみたい!と思ったり、美しい映像を楽しんだり、その場所への特別な思いや人生観を知ったり、自分の夢やこれまでの人生を振り返ってみたり、今後の人生について考えるきっかけになったり・・・
番組テーマの「夢の数だけ空がある」という言葉も素敵ですが、この番組には、視聴者がそれぞれの「アナザースカイ」を発見できるように、という思いも込められています。
まとめ
「アナザースカイ」の意味は「第二の故郷」です。
この言葉が使われるようになったのは、テレビ番組の「アナザースカイ」がきっかけです。
「アナザースカイ」では、ゲストが、自分にとって第二の故郷であったり、特別な思い入れのある場所、またはずっと訪れたかった憧れの地を実際に訪れる姿を紹介しています。