アヒージョをたくさん作ってしまったら、その余った部分を新しい料理に変身させることが、無駄をなくす賢い方法です。
風味豊かなオイルは、再活用するのにぴったりです。
この記事では、アヒージョの残りを使って楽しめる4つのレシピと、すぐに使い切れない場合どれくらい保存できるのかも合わせてお伝えします。
アヒージョの余りを使った驚きの料理4選
アヒージョのオイルを最大限活用する方法を見ていきましょう。
これらのレシピで、アヒージョの余りもしっかりと楽しむことができます。
アヒージョでリゾットを作ろう
アヒージョの余りでリゾットを作ることは、非常に人気があります。
まるで雑炊のように、最後の一滴まで味わうことができます。
特に、イカやアサリ、牡蠣など、旨味がたっぷりの食材を使用したアヒージョを使うと、リゾットは更に美味しくなります。
作り方
- アヒージョの余りに水を加えて、好みの濃度に調整します
- 追加する食材があれば、それも一緒に煮込みます
- ごはんまたは生米を入れ、スープを吸わせてふっくらとするまで弱火で煮込みます。途中で混ぜることを忘れずに
- 完成時にチーズやパセリ、黒胡椒を振りかけます
アヒージョのオイルでパスタを
アヒージョを前菜やおつまみとして楽しんだ後、そのオイルでパスタを作ると満足感のある一品になります。
アヒージョのオイルはニンニクや魚介、チリペッパーの風味がしみ出しており、シンプルながらも深い味わいのオイルパスタが作れます。
作り方
- パスタを茹で始めます
- アヒージョのオイルを加熱し、スライスしたニンニクや唐辛子を追加して煮込みます(これらはなくてもOKです)
- 追加する食材(魚介類やキノコなど)があれば、それも加えて煮込みます
- アヒージョのオイルにパスタの茹で汁を少し加えて、塩コショウで味を調整します
- アルデンテに茹でたパスタを加え、ソースとよく絡めます
アヒージョの余りでチャーハン
アヒージョの余ったオイルを、チャーハンの調理油として使うのも一つのアイデアです。
好みの具材とごはんを炒めるだけで簡単にできます。
作り方
- アヒージョの余ったオイルで、ネギやハム、卵など好きな具材を炒めます
- ごはんを加えて炒め合わせます
- 塩、胡椒で味を整えて完成です
- 玉ねぎ、ウインナー、ピーマンを追加し、ケチャップで和えると、オムライスのごはんにもなります
アヒージョの余りで焼きうどん
良い出汁が出たオイルを使用すると、焼きうどんも格別に美味しくなります。
パックの白玉うどんを使用すれば、手軽に作れます。
作り方
- アヒージョのオイル(具が残っていても大丈夫)でキャベツやお肉、キノコなどの具材を炒めます
- 白玉うどんを加えてほぐします
- 少しの麺つゆを加えて味を整えます
- 盛り付けて、かつお節をかけて完成です
アヒージョの余った分を冷蔵庫で保存する方法とおすすめの食べきり期限
アヒージョは作った日に食べ切るのが一番美味しいですが、食べきれない場合には冷蔵保存が便利です。
保存する時は、アヒージョを冷ましてから空気を通さない容器に入れ、冷蔵庫へ。
具はそのままでも問題ありませんが、できれば翌日、遅くてもその次の日までには食べ切るようにしましょう。
オイルが酸化したり、具から出る水分で味が変わる恐れがあるため、早めに使い切ることが推奨されます。
オリーブオイルが冷えると白濁したり固まることがありますが、温めればもとの状態に戻ります。
アヒージョのオイルだけを保存する場合の方法と期限
オイルだけを残しておきたい時は、具を取り除き、濾してから密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保管します。
食材の風味がオイルに移っているので、早めに使用するのがおすすめです。
このオイルはパスタや炒め物、カレーなど、様々な料理に活用できるので、使い道に困ることはないでしょう。
アヒージョを冷凍することはできる?
アヒージョは、密封できる容器やジップロックバッグを使って冷凍保存が可能です(ジップロックを使用する場合は、できるだけ空気を抜いてください)。
約1ヶ月間は持ちますが、使う際は前日に冷蔵庫に移して自然解凍し、その後加熱してください。
ただ、経験上、作ったその日や翌日にアレンジして楽しむ方が美味しいと感じます。
アヒージョのオイルに鶏肉などを漬け込み、冷凍しておくと、解凍後に野菜と炒めるととても美味しくなります。
まとめ
「アヒージョが余ってしまった!」こんな状況でも大丈夫。
余ったオイルは、そのまま捨てるのはもったいないほど、素材の旨味が凝縮されています。
今回は、そんなアヒージョのオイルを活用した美味しい料理のアイデア4つを紹介しました。
鍋料理の残りを再利用するように、アヒージョの残りも工夫次第で再度楽しむことができます。
アヒージョはそのままでも美味しいですが、リゾットやパスタなどへのアレンジで、新しい美味しさを見つけることができるでしょう。
理想的には、作ったその日か翌日には食べきるのが良いですが、それが難しい場合は、冷蔵や冷凍で保存し、できるだけ早く食べ切るようにしましょう。