料理をするときに欠かせない砂糖は、グラム単位でレシピに記載されていることが多いです。
でも、大さじで手軽に計りたいと思う人も多いでしょう。
そんな時のために、砂糖を大さじで計量する際の目安をご紹介します。
30グラムの砂糖は大さじでどれくらい？
30グラムの上白糖を大さじで量ると、だいたい「大さじ3杯と1/3杯」です。
一般的に使われる上白糖の場合、大さじ1杯が約9グラムとなりますので、3杯で27グラム、1/3杯を足すことでちょうど30グラムになります。
また「大さじ3杯と小さじ1杯」でも30グラムと同じ量になります。
このような計量法を覚えておくと、料理の準備がもっと手軽になります。
体積と重さは同じではない
大さじ1杯は15ミリリットル、小さじ1杯は5ミリリットルとされていますが、これは体積の単位です。
重さの単位とは異なるため、ミリリットルとグラムを同じだと思ってしまうと、料理の味が予期せず変わることがあります。
特に液体の調味料を使う時は注意が必要です。
砂糖をはじめとする調味料を計る際には、この違いを意識することが大切です。
砂糖の計量ガイド: 大さじ1杯はグラムでどのくらい？
砂糖を使うとき、その種類によって1大さじの重さが異なることをご存知ですか？
主要な砂糖の種類としては、上白糖、三温糖、グラニュー糖、ざらめがあり、それぞれの大さじ1杯あたりの重さをまとめてみました。
この情報を使えば、自宅にある砂糖を大さじで量る時に便利になりますよ。
砂糖の種類による大さじ1杯の重さ
上白糖
- 大さじ１は9ｇ
- 大さじ２は18ｇ
- 大さじ３は24ｇ
三温糖・グラニュー糖・ざらめ
- 大さじ１は12ｇ
- 大さじ２は24ｇ
- 大さじ３は36ｇ
共立食品株式HPより（https://www.kyoritsu-foods.co.jp/list/）
指定されたグラムの砂糖を大さじで計る方法は？
例えば、上白糖の場合「大さじ1杯が約9グラム」になります。
レシピで指定された砂糖のグラム数を大さじで測りたい時、面倒に感じることもありますよね。
そういう時のために、様々なグラム数を大さじでどう換算するかを一覧にしました。
砂糖のグラム数別大さじ換算表
上白糖
- 10ｇは 大さじ1.1杯
- 20ｇは 大さじ2.2杯
- 30ｇは 大さじ3.3杯
- 40ｇは 大さじ4.4杯
- 50ｇは 大さじ5.5杯
- 60ｇは 大さじ6.6杯
- 70ｇは 大さじ7.7杯
- 80ｇは 大さじ8.8杯
- 90ｇは 大さじ10杯
- 100ｇは 大さじ11.1杯
三温糖・グラニュー糖・ざらめ
- 10ｇは大さじ0.8杯
- 20ｇは大さじ1.6杯
- 30ｇは大さじ2.5杯
- 40ｇは大さじ3.3杯
- 50ｇは大さじ4.1杯
- 60ｇは大さじ5杯
- 70ｇは大さじ5.8杯
- 80ｇは大さじ6.6杯
- 90ｇは大さじ7.5杯
- 100ｇは大さじ8.3杯
計量器を使わない場合は、この一覧を参考にして砂糖を正確に量ることができます。
さまざまな砂糖のカロリーと糖質をチェック
普段からよく使う砂糖、例えば上白糖や三温糖、グラニュー糖、ざらめなどがありますが、これらのカロリーや糖質内容にはどのような違いがあるのでしょうか？
種類ごとの砂糖のカロリーと糖質量
カロリー
- 上白糖：100gで381.4kcal、大さじ1で34.3kcal
- 三温糖：100gで381.9kcal、大さじ1で45.8kcal
- グラニュー糖：100gで386.9kcal、大さじ1で46.4kcal
- ざらめ：100gで386.9kcal、大さじ1で46.4kcal
糖質
- 上白糖：100gで99.2ｇ、大さじ1で8.9ｇ
- 三温糖：100gで98.7ｇ、大さじ1で11.8ｇ
- グラニュー糖：100gで100ｇ、大さじ1で12ｇ
- ざらめ：100gで100ｇ、大さじ1で12ｇ
これらのデータは、食品成分データベースを参考にしました（https://fooddb.mext.go.jp/）
砂糖を使用する際、大さじ1杯あたり約35キロカロリーと覚えておくと良いでしょう。
全体を通して、カロリーや糖質の量は、砂糖の種類によってそれほど大きな差はないようです。
砂糖の正しい計量方法
砂糖を大さじで量る際には、すり切り1杯が正しい方法です。
これは、山盛りにした砂糖を、スプーンの柄やお箸でならして余分な部分を取り除く手法です。
砂糖だけでなく、塩や粉類を計る際にもこの方法を利用します。
液体を量る場合、例えばしょうゆなどは、こぼれる寸前まで入れるのがポイントです。
大さじでの計量は、扱う材料によってコツが異なるため、それぞれの正確な計り方を知っておくと便利です。
まとめ
砂糖を大さじで量る際のポイントについて解説しました。
上白糖の場合、大さじ1杯が約9グラムというのは覚えておくと便利です。
レシピでのグラム表記と大さじ・小さじ表記が混在すると計量に手間がかかるものですが、大さじを上手に使うことで、調理の手間を省き、洗い物も減らすことができます。
これらの技を活用して、キッチンでの作業を効率化しましょう。