長居公園の美しい緑に囲まれたヤンマースタジアム長居は、最大50,000人を迎え入れることができ、2007年には陸上世界選手権の舞台となった歴史あるスポーツの聖地です。
実は、1991年には国立競技場で世界選手権が行われましたが、その後の建て替えを経て、ヤンマースタジアム長居は日本で唯一、世界選手権を開催した現役のスタジアムとなりました。
陸上競技の日本選手権など、さまざまなイベントが開催され、陸上愛好家だけでなく多くのスポーツファンに親しまれています。
今回は、陸上だけにとどまらずサッカーなど多彩なイベントが行われる、ヤンマースタジアム長居の座席の見え方などをご紹介します。
ヤンマースタジアム長居の座席からの景色はどう?
このスタジアムは、トラックとフィールドを取り囲むようにスタンドが配置されており、独特のすり鉢形をしています。
私が何度か訪れた際に感じたのは、他のスタジアムに比べてスタンドの傾斜がやや急であること。
これが意外と新鮮な視点を提供し、場内のどこからでも全体を把握しやすいのです。
急な傾斜は少しドキドキしますが、ヤンマースタジアム長居の場合、怖いと感じるほどではありません。
2階席がない一層の上段スタンドからは、選手が少し小さく見えますが、その分トラックやフィールドの全景を一望でき、臨場感が増します。
公式ウェブサイトでは、様々な座席からの視点を紹介しており、チケット購入や訪問計画に大いに役立ちます。
また、オンラインでスタジアムの内部を体感できる動画も用意されていますので、ぜひチェックしてみてください。
雨の日のヤンマースタジアム長居で快適に試合を観るコツ
ヤンマースタジアム長居で、雨が降った日でも快適に試合を楽しむためには、ちょっとした工夫が必要です。
スタジアムのメインストレートとバックストレートの部分には屋根がありますが、コーナー部分の席には屋根がないので、雨から守るにはメインかバックの中段以上の席を選ぶ必要があります。
時刻によって日差しの当たり方が変わるので、雨天時には特に前方の10~15列が濡れやすいエリアになります。
屋根の構造上、サイドスタンドに近づくほどカバー範囲が狭まるため、雨を避けたい場合はより上の席がおすすめです。
ヤンマースタジアム長居のトイレ事情とは?
ヤンマースタジアム長居では、2階のコンコースに合計25箇所のトイレが設置されており、一般的には十分な数と言えます。
サッカーの試合を見に行った際、ハーフタイムにトイレを利用しましたが、アウェイ側のスタンドであれば、混雑することなくスムーズに利用できました。
ただ、これは比較的人の少ない場所での体験かもしれません。
コンサートのような大規模イベントの場合は、スタンド席だけでなくフィールドも利用者で満たされるため、トイレが混雑することが予想されます。
実際、インターネット上で「長居のトイレは混む」という声も見られます。
イベントの大きさを事前にチェックし、トイレの入口に表示されている情報を目安にすると良いでしょう。
すべてのトイレが2階に集中しているため、どの席からでも同じ場所に行く必要があることが、混雑の一因となっているようです。
まとめ
ヤンマースタジアム長居は、広々としたスペースで国際級のスポーツイベントを開催できる魅力的なスタジアムです。
生での観戦は、スポーツ愛好者にとって絶対に経験すべきことです。
既に触れた通り、この場所は陸上の日本選手権をはじめとする多くの大切なイベントに使われています。
風がほとんど影響しないスタジアムの設計は、100メートルのような短距離競走で、記録を塗り替える助けになっているでしょう。
陸上ファンにとって、これは見逃せないポイントです。
陸上に興味のある方だけでなく、スポーツを見ることが好きな人にも、ヤンマースタジアム長居での体験を強くおすすめします。
ぜひ、ヤンマースタジアム長居に訪れて、その場で感じるスポーツの興奮を体験してください。