観光地としても知られる北海道と沖縄。
地図上で見ると、その距離の遠さがすぐに理解できるでしょう。
その距離は?というと・・・
北海道の「札幌市」と沖縄の「那覇市」の直線距離は2,250kmくらいあります。
また、北海道と沖縄の遠いところを結んだ距離は、2,900kmくらいです。
この記事では、北の大地、北海道から南国の沖縄まで、どれほどの距離があるのかをご紹介します。
札幌と那覇、二つの都市を結ぶ距離
まず注目するのは、北海道の道庁所在地である札幌市と、沖縄県の県庁所在地の那覇市との間の距離です。
車で移動する場合と、飛行機を使う場合で見ていきます。
道路と海を経由して北海道から沖縄へ
札幌から那覇まで、車とフェリーでの旅を考えてみましょう。
Google マップで調べると、最も短いルートで3,157キロメートルとなり、移動には約58時間かかることがわかりました。
これは休憩を取らずに移動した場合の時間で、実際には一週間程度かかると見積もるのが適切です。
北海道から沖縄までの航空路
次に、空の旅路、すなわち北海道と沖縄を結ぶ飛行機の距離について見てみましょう。
北海道の千歳市と苫小牧市にまたがる「新千歳空港」と、沖縄の「那覇空港」で考えます。
新千歳空港から那覇空港までは、飛行距離が約2,244キロメートル、飛行時間は約3時間40分となります。
車とフェリーを使う方法に比べると、距離は約900キロメートル短く、時間も大幅に短縮されます。
日本の端から端、北の宗谷岬から南の与那国島まで
日本を縦断するという観点から、北海道の最も北に位置する「宗谷岬」から、沖縄の最も西にある「与那国島」までの距離に注目してみました。
Google マップでの直接的な測定が困難だったため、ウェブでの検索を通じて、宗谷岬から与那国島までの直線での距離がおよそ2,897キロメートルであることが明らかになりました。
この数値を、先ほどの新千歳空港から那覇空港までの約2,244キロメートルと比較すると、650キロメートルほどの違いがあることになります。
650キロメートルの差は予想外に小さく感じられるかもしれませんが、本州の範囲で言えば、東京から広島までの距離に匹敵します。
宗谷岬と与那国島という極端な出発点と到着点を選ぶことで、北海道から沖縄までの距離にはかなりの幅があることがわかりますね。
まとめ
観光地として人気の高い、北海道と沖縄間の距離について考察しました。
- 北海道の新千歳空港から、沖縄の那覇空港までは、飛行距離が約2,244km
- 札幌市から那覇市まで、車とフェリーで行く場合は3,157kmほど
- 「宗谷岬」と「与那国島」は2,900kmほど
始点と終点によって、距離に大きな違いが生じることは興味深い発見です。
一般的によく訪れる「札幌」と「那覇」間を考慮に入れれば、北海道と沖縄は大まかに直線距離で2,250キロメートル離れているということを理解していただくと良いでしょう。