フライパンには様々な形やサイズがあり、それに合わせて蓋を購入し続けると、いつの間にか蓋だけが増えてしまい、収納場所にも困ってしまいます。
それに、毎回蓋を新しく購入するのは、経済的にもあまり良い方法とは言えません。
でも、蓋が無いと料理の幅が狭まることも事実です。
でも大丈夫!手元にあるもので上手く代用することができます。
この記事では、フライパンの蓋が無くても代用できる、家にあるものを使った便利な方法をご紹介します。
これらを使えば、蓋の収納問題や追加での出費も抑えることができます。
お皿を使ってフライパンの蓋代わりにするコツと気をつけたいポイント
まずご紹介するのは、家にあるお皿をフライパンの蓋として使う方法です。
お皿を使うと割れるかもしれないと心配される方も多いですが、安心してください。
適したお皿を選んで、正しく使えば大丈夫です。
蓋として使えるお皿の選び方
実は、お皿にも使えるものとそうでないものがあります。
フライパンの蓋に適しているのは、オーブン使用が可能な耐熱性のお皿だけ。
耐熱でないお皿を使うと、熱で割れてしまう恐れがあるので注意が必要です。
お皿を蓋として使う際のコツ
耐熱性のお皿を蓋として使う場合、ポイントはフライパンより一回り大きめのものを選ぶこと。
そして、お皿を裏返してフライパンにのせるだけでOKです。
ただし、フライパンより小さいお皿を使ってしまうと、取り扱いに注意が必要。
やけどのリスクがあるので、サイズ選びは慎重にしましょう。
家にあるもので解決!フライパン蓋に代わる便利なアイデア
フライパンの蓋が見つからない時は、すでに家にあるアイテムで簡単に解決できるんです。
わざわざ新しいものを買う必要は全くありません。
手持ちの鍋蓋を活用する
ほとんどの鍋は蓋がついていますよね。
そのため、専用のフライパン蓋がなくても心配無用。
家にある鍋蓋を使えばOKです。
鍋蓋のいいところは、取っ手がついているので扱いやすいこと。
ただし、使う時はちょっとしたポイントを押さえておきましょう。
- フライパンと同じか、やや大きめの蓋を選ぶ
- 小さい蓋を使う場合は、中の食材を押しつぶさないように注意する
フライパンを蓋代わりに
家にフライパンがもう一つあるなら、それを蓋代わりにすることができます。
フライパンをもう一つのフライパンの蓋として重ねて使います。
この方法は、複数のフライパンを持っている場合にぴったりです。
蓋としてフライパンを使う際のポイント
- 大きいフライパンを蓋にする場合は、どちらの向きでも大丈夫
- 小さいフライパンを使う場合は、裏返してから
- フライパン同士を完全に重ねると取り外しにくくなるため、少しズラして置く
ステンレスボウルを利用する
意外と知られていないかもしれませんが、ステンレスボウルは耐熱性があり、フライパンの蓋としても大活躍します。
サイズが合えば、蒸し料理にも使えますよ。
ポップコーンを作る時などにも便利ですが、使った後のボウルはとても熱くなるので、扱いには十分注意してください。
アルミホイルで代用
アルミホイルを蓋代わりに使ったことがある人も多いでしょう。
形を自由に変えられるため、フライパンの蓋代わりにとても便利です。
餃子やハンバーグを焼く時などに役立ちます。
フライパンを完全に覆うのが難しい場合は、焼き時間を少し延ばして調整するといいですよ。
クッキングシート
クッキングシートも、アルミホイルと同様に落し蓋として使えます。
フライパンの大きさに合わせて切ったり、折りたたんだりして使いましょう。
油をはじく性質があるので、食材がくっつく心配もありません。
蒸し焼きにする場合は、クッキングシートに小さな穴をあけると良いでしょう。
フライパン蓋の代わりとして避けるべきアイテム
料理中にフライパンの蓋がない!そんな時、代わりに使ってはいけないものをご紹介します。
食品ラップ
キッチンでよく使うサランラップやクレラップといった食品用ラップフィルムは、加熱すると溶けてしまうので、フライパンの蓋には使用しないでください。
プラスチック製品
プラスチック製のまな板やボウル、蓋など、熱に弱い素材から作られた製品も溶けるため、フライパンの蓋代わりには絶対に使わないでください。
エンボス加工のキッチンペーパー
キッチンペーパーには、フェルト状のものと、エンボス加工の紙のようなタイプがあります。
日頃からよく使うキッチンペーパーですが、エンボス加工のタイプは、水に溶けやすく加熱に弱いため、フライパンの蓋として使うのには向いていません。
一方、水に強く厚みのあるフェルト状の素材でできているクッキングペーパーは、落し蓋として使うことができます。
空気を通しつつアクをしっかり取り除け、食材が煮崩れにくく味が染み込みやすくなるメリットがあります。
ダイソーで見つけるフライパン蓋にピッタリの代用品
フライパン蓋に使えるアイテムを探しているなら、100均で探してみるのもよいでしょう。
ダイソーで見つけることができる便利な代用蓋を紹介します。
シリコーンフタ
シリコーンフタは、様々なサイズのフライパンに対応する便利な商品です。
このシリコン蓋は、特にダイソーで人気の高いアイテムで、サイズは(16/18/20cm対応)(22/24/26cm対応)(24/26/28cm対応)の3種類。
この蓋の特徴は、異なる3つのサイズにフィットする設計となっているところです。
中央部分がガラス製で、調理中の食材の様子を簡単に確認できるのも魅力の一つ。
価格は550円(税込)と、100円ショップの中ではやや高価ですが、その品質を考えれば納得の価格です。
エア弁付シリコーン蓋
エア弁付きのシリコン蓋もあります。
この蓋は、フライパンの油はね防止や、電子レンジでの調理用蓋として使えるだけでなく、食品の保存蓋としても活躍します。
提供されているサイズは23cm(税込220円)と30cm(税込330円)の2種類。
シリコン製で柔軟性があり、薄型なので使用後の収納が簡単で、冷蔵庫での保存時にも場所を取りません。
フライパン蓋代用品のまとめ
今回は、フライパン蓋の代わりとなる様々なアイテムについて紹介しました。
- オーブンでも使える耐熱皿を選ぶ際は、フライパンより大きめを選びましょう
- また、お皿以外にも、鍋の蓋、別のフライパン、ステンレスボウル、アルミホイル、クッキングシートなどがフライパン鍋の代用として使えます
- キッチンペーパーにはクッキングペーパーとキッチンタオルがあり、使い分けが必要です
- 使用を避けるべきはラップフィルム、キッチンタオル、プラスチック製品です
フライパン蓋がないときでも、家にあるさまざまなアイテムで代用することができますよ。