普段私たちが市場やスーパーで見かけるほうれん草は、だいたい7～10株が一つに束ねられて販売されています。
この数がほうれん草の「一束」として一般的に認識されている量です。
- ほうれん草の一本：ほうれん草の茎一本と、その茎に付いている葉全体を指します
- ほうれん草の一株：複数の茎が根元でひとまとまりになっているものを指します
- ほうれん草の一束：おおよそ7～10株がまとめられているのが一束です
通常、ほうれん草の一束（一把、一袋、一パック含む）は約200gとされていますが、最近では160gで販売されているほうれん草の束も見られます。
ほうれん草の「一本」と「一株」の違い
ほうれん草を分けると、「根」「茎」「葉」の三つの部分に細かく分類することができます。
一本に関して
ほうれん草の「一本」とは、単純に茎一本とそれについている葉の組み合わせを指します。
一株に関して
「一株」は、複数の茎が一箇所で集まり、一つの塊となっている状態です。
この塊からは、根元を切り離すことで、個別の茎に分けることが可能です。
料理でのほうれん草の束
料理を作る際にレシピに「１束」のほうれん草を使うよう書かれていることがあります。
この「１束」とは、大体7から10株のほうれん草が一緒になった量を指しています。
普段、ほうれん草はお店で一束ずつ販売されることが多いです。
つまり、レシピ通りに料理を作る場合、購入したほうれん草の束をそのまま使えば良いわけです。
ほうれん草の量を示す単位：一把、一袋、一パックとは？
ほうれん草は、時に「一把」「一袋」「一パック」という表記で販売されます。
これらは実は、ほうれん草を束ねて販売する際の「一束」とほぼ同じ量を指しています。
違いは、ほうれん草をまとめるためにテープや紐を使うか、それとも袋やパックに入れて販売するかの差です。
ほうれん草一束の平均重量
ほうれん草の一束と言われる量は、数株のほうれん草を一まとめにしたものです。
このため、束の重さはその中の株の数や各株の重さによって左右されます。
通常、ほうれん草の一束（一把、一袋、一パック含む）は約200gとされています。
しかし、これは一般的な目安であり、季節や産地、販売する商品によっては重さが異なる場合があります。
最近では、160gで販売されているほうれん草の束も見られます。
レシピで具体的なグラム数が指定されている場合は、その数値に合わせることが最も正確です。
市販されているほうれん草の重量比較
市販されているほうれん草の重量をいくつかの商品で見てみました。
Amazonフレッシュで見つけたほうれん草は全部で5種類。
この中で、「パック」が3つ、「袋」が2つとなっており、レシピで見かける「一束」という単位での販売はありませんでした。
- 国内産ほうれん草、パック160グラム
- 神奈川県からの湘南野菜ブランドのほうれん草は、パックで250グラム
- 東京オーガニックブランドの有機ほうれん草は、袋で130グラム
- 九州地方のほうれん草は、パックで170グラム
- 岩手県のサン・グリーンズブランドの有機ほうれん草は、袋で200グラム
今回調べた通販のほうれん草は、130グラムから250グラムの間で販売していました。
一般にレシピで目安とされる200グラムのものは1種類だけで、他の3種類は200グラム未満でした。
料理をする際には、ほうれん草の量をレシピに合わせて調整し、それに伴い調味料の量も変えると良いでしょう。