この記事では、入学式や結婚式など、フォーマルな場でのアクセサリー選びに焦点を当て、特にブローチとネックレスの併用に関するマナーをご紹介します。
結論から言うと、ブローチとネックレスの併用は問題ありません。
入学式や卒業式のような公式な場では、写真映えを考慮して控えめで洗練されたアクセサリーを選ぶことが推奨されます。
結婚式でのアクセサリー選びでは、花嫁と衣装が重ならないよう白いアクセサリーを避け、不吉を連想させる色のアクセサリーも避けた方が良いでしょう。
ブローチとネックレスを合わせる際のエチケット
先述の通り、ブローチとネックレスの組み合わせ自体に特に問題はありません。
明確なルールが存在するわけではなく、マナー違反になることもありませんので、心配無用です。
ただし、フォーマルな場ではその場の雰囲気に合ったスタイルを心がけることが大切です。
ブローチとネックレスを併用する際の注意点をいくつか挙げておきます。
- 色は同系色で統一感を出す
- アクセサリーの大きさはバランスよく選ぶ
- 派手なデザインは控えめにする
これらのポイントを押さえれば、特別な日にふさわしいエレガントな装いを完成させることができます。
カラーコーディネートの重要性
ネックレスとブローチを組み合わせる際、色の統一感が重要です。
シルバーとゴールドの混合はごちゃごちゃとした印象になりがちですので、どちらか一色でまとめることをおすすめします。
サイズ感の調整
アクセサリーのサイズは全体の見た目に大きく影響します。
ネックレスとブローチが共に大きいとバランスが取れなくなることがあるため、ブローチが目立つ場合はネックレスは控えめなものを選ぶと良いバランスが得られます。
適切なデザインの選択
卒業式、入学式、結婚式などでは、主役は自分ではないことを意識してください。
そのため、控えめで上品なデザインを選び、派手すぎるデザインは避けることが求められます。
落ち着いた華やかさを目指しましょう。
ネックレスとブローチのコーディネート例
ネックレスとブローチを同時に使う際は、同じスタイルや素材を選ぶことで統一感を出すことができます(例えばビーズやパールなど)。
また、例えば、大きめのブローチ(約7.5cmから8.5cm)を主役にし、ネックレスはシンプルで小ぶりなデザインや一粒ダイヤのネックレスを合わせると、洗練された印象に仕上がります。
フォーマルな場でのブローチの正しい着け方
ブローチをどこに着けるか迷った時に役立つポイントを紹介します。
- 左側の胸の、鎖骨近くのやや高めの位置につける
これらの場所にブローチを配置すると、対面する人に対して魅力的なアクセントとなります。
左側に着ける理由は、視線が自然と向かいやすいためであり、右手利きの人にとっても着けやすい位置です。
ブローチは顔の近くに付けることで、顔を明るく見せる効果も期待できます。
しかし、着ける場所に規則はないので、自身のスタイルに合わせてバランス良く配置してください。
入学式や卒業式でのブローチの着用
日中のフォーマルなシーンでは、写真撮影も考慮して、光りすぎない控えめなブローチが適しています。
シンプルで上品なデザインを選ぶと良いでしょう。
結婚式におけるブローチの選び方
結婚式では、白や黒のパールブローチは避けたほうが賢明です。
これらの色は花嫁のドレスと重なることがあり、また不吉な印象を与えることがあるため、特に白いブローチや黒いパールは推奨されません。
ブローチとコサージュ、選ぶならどっち?
フォーマルな場面での装飾品として、ブローチとコサージュのどちらを選ぶかは、その日のスタイルや個人の好みによります。
どちらも問題なく使えますが、どちらか一方を選ぶ際は、その日の服装や自分のスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
入学式や卒業式のような場では、場の華やかさを加えるコサージュが選ばれることが多いです。
コサージュは、その豪華さで、特別な日を一層特別なものにします。
ブローチも人気
以前はコサージュがセレモニーでの定番でしたが、最近ではブローチを選ぶ人が増えています。
ブローチが近年人気を集める理由としては、以下の特徴が挙げられます。
- シンプルでありながら華やかさを加えられる
- ファッションに合わせやすいデザイン
- 普段使いにも適している
多様なファッションスタイルに簡単にマッチするブローチ。
コサージュを持っていない、または新しく購入するのが難しい場合は、ブローチがお勧めです。
日常的にも使えるため、より頻繁に活躍することでしょう。
ブローチの重ね付けでオシャレを楽しむ
異なるサイズのブローチを組み合わせて、より洗練されたスタイルを楽しむことができます。
大きなブローチから始めて、サイズを変えながら他のブローチを加えていくと、全体のバランスが取れた印象的な装いになります。
いつものブローチを新しい方法で付けるだけで、全く違う印象を与えることが可能です。
卒業式・入学式でアクセサリーを着けない場合は?
卒業式や入学式でアクセサリーを身につけることは、必須ではありません。
例えば、赤ちゃんを連れての出席や、アクセサリーが苦手な場合、アクセサリーなしで参加することは問題ありません。
アクセサリーを使わずに華やかさを演出する方法は多数存在します。
例えば、パールやビジューが付いたセーターやスーツを選ぶことや、小さなブローチをさりげなく加えたり、スカーフを活用することも素敵です。
まとめ
ブローチとネックレスを併用することに関して特に規則はありませんので、自由に組み合わせて楽しむことができます。
しかし、どちらを選ぶ際も過度に派手にならないよう注意し、その場にふさわしい上品なスタイルを心がけましょう。
ブローチはその便利さから、日常使いや2wayとしても人気があります。
特別なイベントでは、ブローチとネックレスを組み合わせることで、さらに華やかな雰囲気を演出することが可能です。
これらのアイデアを参考に、おしゃれを楽しんでみてください。