工作や製造の分野で使われる端面とは？

この記事では、工作や製造の分野で頻繁に用いられる「端面」という用語の読み方とその意味を詳しく説明します。

「端面」の意味と実際の使用例について、明確な理解を得られるはずです。

「端面」の読み方

「端面」という言葉は「たんめん」と読みます。

初めてこの言葉を聞く方にとっては、少々複雑に感じるかもしれませんが、実は漢字「端」と「面」をそのまま音読みしたものです。

端面は、物の「端」と「面」を組み合わせた言葉で、何かを切った際に現れる側面、すなわち切断面のことを指します。

この用語は特に、機械加工の現場で、部品を旋盤せんばんで加工するときによく使われます。

「断面図」は、切断面に加えて、その後ろにある形状も一緒に描く必要があります。

一方「端面図」は、切断された面のみを示す図面であり、描画する際の手間が少なく済むため、切断部の形状のみを示す必要がある場合に適しています。

「端面」は、英語で次のように表されます。

要するに「端面」とは、物体を切断した際にできる面のことを言います。