様々な不運が重なる八方塞がりの年には、多くの人が心の支えとしてお守りを持つことを選びます。
「八方塞がりのお守りと他のお守りとの違いって何?」と思う方も多いでしょう。
お守りを持つ際には、その効果を最大限に活かすための正しい持ち方を知っておくことが大切です。
この記事では、特に八方塞がりの年に該当する人たちに向けて、役立つ情報をお届けします。
「八方塞がり」お守りの持ち方
9年に一度訪れる「八方塞がり」の年は、多くの人が何をしても上手くいかないと感じやすい時期です。
そのため、神社でのお祓いやお参りの際にお守りを受け取って帰る人が多いのも納得がいきます。
ただ、お守りを受け取った後、その扱い方に戸惑うこともあるかもしれません。
ここで、お守りの適切な持ち方を具体的にご紹介します。
八方塞がりのお守りも他のお守りと同様、基本的な持ち方は同じです。
普段から使用しているバッグがあれば、そのバッグにお守りの紐を結びつけて持ち歩くのが一般的です。
紐のないお守りや、他人に見られたくないという場合は、バッグの内部のポケットに入れる方法も適しています。
お守りを持ち歩いていることを他人に気付かれる必要はないので、控えめに持ち運ぶことができます。
バッグ以外にも、ポーチや小物入れに入れて持ち歩くこともできます。
重要なのは、お守りが日常的に自分のそばにあることです。
八方塞がりとは、文字通り自分の周囲が全て塞がれている状態を指します。
この閉ざされた状態から少しでも脱出できるように、お守りやお札を持つことで、自分を守るための手段を用意することが望ましいです。
八方塞がりのお守りを持ち歩く際に気を付けること
日常的に八方塞がりのお守りを持ち歩く場合、常に丁寧に扱うことが何よりも重要です。
お守りは、その効果を最大限に発揮するために毎日持ち歩くことが前提とされています。
多くの人が、バッグやリュックの中に入れたり、持ち手に吊るしたりしています。
しかし、お守りを入れたバッグを無造作に床に置くなど、お守りを粗末に扱う行為は、それを通して守護してくれる神様への敬意を示さない行為ですので、注意が必要です。
また、お守りをポケットに直接入れて持ち歩くこともありますが、ジャケットの内ポケットやボトムスのポケットに入れる場合、特に注意が必要です。
ボトムスの後ろポケットに入れると、座った際にお守りが圧迫されるリスクがあります。
これを避けるために、できるだけ上着のポケットを利用することが推奨されます。
ポケットからの出し入れ時には、お守りが落ちないよう注意してください。
私自身の場合、バッグやポケットにお守りを入れる際には、お守りのサイズに合わせた透明な袋に入れて持ち歩くようにしています。
これは汚れ防止のためであり、お守りを大切に扱う意識を持続させるためです。
また、薄手のハンカチで包む方法もお守りを保護するのに効果的です。
お守りが汚れることにより災難を代わりに受けると考える人もいます。
この考え方に共感する場合、その信念に合った持ち方を選ぶとよいでしょう。
お守りは、守護する神様の力が宿るものとされています。
いつも守ってくれる神様に対して適切な敬意を払い、最大限のご利益を受けられるよう、お守りの取り扱いには細心の注意を払うことが求められます。
八方塞がりのお守りを持ち歩けない時の保管方法
八方塞がりお守りの持ち方についてさまざま解説してきましたが、バッグを持たない方やポケットのない服を着ることが多い方もいるでしょう。
そういった場合でも、お守りは家で適切に保管することができます。
理想的には神棚に置くのがベストですが、最近では神棚を設置している家庭が減っているのが現状です。
神棚がない場合でも、同等の環境を自宅に作ることは可能です。
通常、神棚は「南」か「東」を向いて、目線より高い位置に設置されます。
家でこれを実現するには、高い棚やタンスの上にきれいな布を敷き、その上にお守りを置いて保管しましょう。
壁に穴を開けることが許されるなら、フックや画鋲でお守りを吊り下げるのも一つの方法ですが、お守りの紐を直接刺すのは避けてください。
神棚が天井近くにあることも多いですが、お守りは必ずしも非常に高い位置に設置する必要はありません。
目線より下にならない位置であれば問題なく、神様を見下ろさないような配置が適切です。
お守りは神様の分身として扱うべきものですから、家で保管する場合にも、常に敬意をもって接することが大切です。
小さな配慮が大きなご利益につながることを忘れずに、1年間あなたを守るお守りへの感謝の気持ちを持ち続けましょう。
まとめ
八方塞がりの難しい時期を乗り切るためには、お守りを常に手元に置くことが望ましいです。
服のポケットにお守りを入れて持ち歩く際は、落下や踏みつぶされないよう特に注意が必要です。
また、お守りを常時持ち歩くことが難しい場合、家で適切に保管し、その際にもお守りを粗末に扱わないよう配慮しましょう。