ひもが抜けてしまうことは、ズボンやパーカーを着用していると時々遭遇する問題です。
特別な道具が手元にない場合でも、身の回りにあるものを使って解決できます。
ここでは、そのような便利なテクニックとアイテムをご紹介します。
ひもやゴムを通すための専門道具とは?
ひも通しやゴム通しは、ひもをスムーズに通すためのプラスチックや金属製のツールです。
ひもを道具に取り付けてから衣類の穴に通します。
この時、選ぶ代替品は「穴のサイズに合った小さめのサイズ」を意識してください。
ひもやゴムを通す代わりになるアイテムとは?
安全ピンを利用した簡単なひも通し
手軽に見つかる安全ピンは、その多様なサイズから非常に便利です。
使い方も安全で、衣類を傷つける心配が少ないのが特長です。
使用方法
- ひもに安全ピンを取り付けて固定します
- 安全ピンがしっかりと固定されていることを確認します
- 安全ピンを衣類のひも穴に挿入します
- ゆっくりと安全ピンを進めてひもを通します
選ぶ安全ピンのサイズは、衣類のひも穴に合わせてください。
ヘアピンを使用する方法
ほとんどの家庭にあるヘアピンでも、ひもを通すことができます。
やり方
- ヘアピンでひもを挟みます
- ヘアピンの先端をセロハンテープで覆い、保護します
- ヘアピンを衣類のひも穴に通します
- ヘアピンを少しずつ動かしてひもを通します
- ひもをヘアピンから外して完成です
ヘアピンが途中でひもから外れないように、挟んだ後にひもを一度結ぶことがおすすめです。
布を傷めないように、ヘアピンの先端をテープで保護することも忘れずに。
ストローを使った手軽なひも通しのコツ
コンビニエンスストアで手に入るストローも、ひもを通す際に大変役立ちます。
ストローを使うことで、ひもを直接引き抜く手間が省けます。
手順の説明
- ストローを約5cmに切り、ひもを挿入します
- ホチキスでひもが動かないように固定します
- そのままストローを衣服のひも通し口に通し、ひもを抜きます
- 仕上げにストローとホチキスを取り外して完了です
ひもがスムーズに通るように、太めのストローを選ぶと良いでしょう。
余った割り箸で作る簡易ひも通し
家庭に余っている割り箸を利用して、ひも通しの代わりとして使うことができます。
作り方
- 割り箸を適切な長さに調整し、カットします
- 紐を割り箸に巻きつけ、セロハンテープで固定します
- 割り箸を衣服の穴に挿入し、紐を通します
- 終了時に紐を割り箸から外します
注意点として、割り箸は細い穴には通しにくい可能性があります。
ボールペンを活用したひも通しアイデア
身近にあるボールペンも、クリップがついていればひも通しに便利です。
小さな穴には向きませんが、大きめの穴があるアイテムなら問題なく使えます。
ただし、クリップが引っ掛かるリスクを念頭に置く必要があります。
やり方
- ボールペンのクリップにひもをかけます
- ボールペンを衣服の穴に挿入し、ひもを通します
- 使用後はボールペンを取り外します
使用する前に、ボールペンからインクが漏れていないか、または先が出ていないかを確認してください。
結束バンドを使ったひも通しテクニック
結束バンドは、ホームセンターや100円ショップで入手可能で、ひも通しに最適です。
その柔軟性と耐久性から、大いに役立ちます。
もし通しにくい場合は、強度を増すために複数の結束バンドを使用すると良いでしょう。
実行方法
- 結束バンドを締めて小さなループを作ります
- そのループにひもを通して結びつけます
- 結束バンドとひもを一緒に穴に通して完了します
- 最後に結束バンドを取り外して終了です
毛抜きで簡単にひもを通す方法
家にある毛抜きを使って、どんな太さや長さのひもも簡単に通すことができます。
その強度を活かすことで、ひも通しをスムーズに行えます。
やり方
- 通したいひもを毛抜きの根本に結び付けます
- 布を傷つけないため、毛抜きの先端をセロハンテープで覆います
- 毛抜きを使って衣類のひも通し穴に紐を通します
- 全ての作業が終わったら、毛抜きとセロハンテープを紐から取り外します
この方法では、毛抜きの先端をセロハンテープで保護することがポイントです。
クリアファイルで作るオリジナルひも通し
普段、書類整理に使っているクリアファイルでも、ひも通しの代わりになります。
柔軟性があるので、少しの工夫で便利に使えます。
操作手順
- クリアファイルの端をひも通し穴のサイズに合わせて細長く切ります
- 切った端にひもを取り付け、ホチキスで留めます
- このクリアファイルを衣類の穴に通してひもを引き抜きます
- 仕上げにクリアファイルとホチキスを外します
クリアファイルは好みのサイズや形に調整可能で、緊急時に特に便利です。
クリップや針金を使った簡単ひも通し
書類をまとめるクリップや針金も、ひも通しに役立ちます。
小さな穴でも対応可能で、形を自由に変えられるのが特徴です。
方法
- ひもをクリップに結び付けます
- クリップを衣類のひも通し穴に挿入し、ひもを通します
- クリップを動かしながら、ひもを引き抜きます
- 最後にクリップを外して完成です
クリップ使用時は、布を保護するためにテープで覆うことを忘れずに。
耳かきを使った手軽なひも通し術
家にある耳かきで、簡単にひもを通すことができます。
その細くて丈夫な特徴を活かし、先端が丸く加工されているため衣類を傷つける心配も少ないです。
ただ、長さがあるため、小さいアイテムへの使用は少し難しいかもしれません。
実施方法
- 紐を耳かきにしっかり固定するため、テープを使用します
- 耳かきの丸い先を先導にして、目的の衣類の穴に挿入します
- 紐が通るよう、耳かきを慎重に進めます
- 全部通した後は、耳かきとテープを紐から外します
テープがなければ、輪ゴムで代用することもできます。
爪楊枝で解決!簡易ひも通し
日常的に使われる爪楊枝も、紐を通すのに役立ちます。
やり方
- 二本の爪楊枝を先端同士が合うようにしてテープで固定します
- その間に紐を挟み、更にテープで固定して紐が抜けないようにします
- その爪楊枝を衣類の穴に通し、紐を引き抜きます
- 紐が全部通ったら、爪楊枝とテープを取り外します
強度が心配な場合は、爪楊枝を追加して補強可能です。
紐が途中で抜け出さないようテープでしっかりと固定しましょう。
ポニーアレンジスティックで楽々ひも通し
髪の毛をまとめる際に使うポニーアレンジスティックも、ひも通しに便利です。
100円ショップで手に入るこのアイテムは、特に女性がいる家庭では既に持っていることもあります。
操作方法
- ポニーアレンジスティックのループに紐を結びます
- それを衣類の穴に差し込み、紐を通します
- スティックを少しずつ動かしながら、紐を全体に通します
- 紐を全て通した後、スティックから紐を外して完成です
この方法は手軽で便利なので、ぜひ家庭にあるなら試してみてください。
紐を通す際に便利なアイテム
紐を通していて、思わぬタイミングで片方が抜けてしまうことはよくありますよね。
そんな時に大活躍するのが「洗濯ばさみやダブルクリップ」です。
これらを紐の片方に取り付けておくことで、紐が途中で抜けるのを防げます。
特に洗濯ばさみは、家にあることが多いので、紐を通す時にぜひ使ってみてください。
紐が抜けにくくなる結び方
パーカーやズボンの紐を抜けにくくするための結び方を紹介します。
これらを試すことで、紐が抜ける心配を軽減し、さらに見た目にも変化を加えることが可能です。
リボン結びバリエーション
手順
- 一方の紐をもう一方の紐の上に重ねてクロスさせます
- クロスした上の紐を下から通して一回結びをします
- 右側に輪を作り、左の紐を上から下げて穴に通し、きれいな形に整えます
水引き風アレンジ
手順
- 一方の紐で輪を作り、もう一方をその上に置きます
- 下にある紐を上の紐に重ねてから
- 輪の中を通して形を整え、完成させます
うどん結び
手順
- 紐の一方を指に掛けて輪を作ります
- 輪の上にもう一方の紐を巻きつけて
- 余った紐の端を輪の中に通します
まとめ
紐通しの際は、紐通し口よりも小さなサイズの代用品を選ぶことが重要です。
安全ピン、ヘアピン、ストロー、割り箸、ボールペン、結束バンド、毛抜き、クリアファイル、クリップなど多様なアイテムが紐通しの役に立ちます。
安全ピンを使う場合、穴のサイズに合ったものを選んでください。
ストローは太いものを選ぶとより使いやすいです。
ボールペンを使う際は、インクの漏れに気をつけましょう。
ヘアピン、毛抜き、クリップを使用する場合は、先端をセロハンテープで保護すると安全です。
クリアファイルを少し加工することで、便利な紐通しの代用品に変わります。
紐を通す作業をもっと楽にするには、洗濯ばさみやダブルクリップの使用をお勧めします。
さまざまな結び方を試すことで、紐が抜けにくくなります。
これらのコツを活用して、紐通しの問題を解決しましょう。