公園などで見かけるクローバーには「四葉のクローバー」として知られる幸運のシンボルがあります。
これを友達と探したり、見つけたものを押し花にして大事にする人は多いですよね。
それに加えて、もっと珍しい「五葉のクローバー」があることをご存知ですか?
この特別なクローバーには、どんな意味や花言葉が込められているのでしょう。
この記事では、以下の点について解説します。
- 五葉クローバーの持つ意味と花言葉
- 五葉クローバーを見つけた際の不運について
- 五葉クローバーを見つける確率
- 六葉や七葉のクローバーも存在するのか
次に見つけた時のために、ぜひ参考にしてください。
五葉クローバーの持つ意味と花言葉について
クローバーの花言葉全般
クローバーには次のような花言葉があります。
- 私を想って
- 幸運
- 約束
- 復讐
「幸運」は、四葉クローバーに代表される花言葉です。
四つの葉が十字架を連想させ、幸運の象徴となっているからでもあります。
また「復讐」という少々意外な花言葉もあります。
これは、善いことがあれば、必ず何か悪いことも起こりうるという警告を示しています。
五葉に秘められた意味
五葉クローバーに関連する花言葉は以下のようになります。
- 財運
- 経済的な繁栄
これらは、金運の向上につながる意味合いです。
先ほど、クローバーの花言葉をご紹介しましたが、クローバーの一つひとつの葉にも、次のような意味があります。
- 愛
- 希望
- 健康
- 知恵
- 財運
ここで、五葉目は「財運」を象徴しており、五葉のクローバーを見つけると、金運に恵まれるとされています。
アメリカには、やや異なる解釈が存在します。
葉それぞれの意味は、以下の通りです。
- 名声
- 富
- 満ち足りた愛
- すばらしい健康
そして、四葉が揃った時点で「真実の愛」を得られるといわれています。
日本では五葉が財運をもたらす意味合いを持つのに対し、アメリカでは四葉で既に「富」の象徴と見なされることは、興味深い違いです。
五葉クローバーを見つけたら不運になるの?
五葉のクローバーは、不運をもたらすという噂もあります。
- 五葉クローバーを持っているだけで病気になるかもしれない
- 秘密に持ち続けると不運が訪れるけれど、誰かにプレゼントすれば、プレゼントした人も受け取った人にも幸せが舞い降りる
金運を上げる効果があるとされ、プレゼントすることでその幸運を分かち合えるとも言われる五葉クローバー。
負の噂を超えて、その幸福を他人と共有し、一緒に楽しむことが大切だと思われます。
五葉クローバーの発見確率とは?
通常、クローバーは3枚葉ですが、まれに4枚や5枚、それ以上の葉が現れることがあります。
なぜ葉は増えるのか?
クローバーの葉が増える要因には、
- 突然変異
- 外的刺激による細胞の分裂や再生によって4枚以上の葉が生まれる
といった理由が挙げられますが、本当のところは現在でもまだ解明できていないようです。
5葉クローバーを見つける確率はどれくらい?
四葉クローバーを見つける確率は、約10万分の1、または1万分の1とされており、見つけた場所の近くで別のものを見つけやすい場合もあるものの、全体としては非常に低い確率です。
四葉クローバーがそんなに珍しいとは驚きです。
五葉クローバーに至っては、確率はさらに低く、約100万分の1と言われています。
これほど稀な存在であることから、なかなか見つからないのも納得の理由です。
六葉や七葉のクローバーは存在するのか
六葉、七葉、さらには驚くべき八葉クローバーも見つかっています。
六葉クローバーは「地位と名誉」を象徴する花言葉を持ち、極めて珍しい幸運の証ですが、見つかる確率はおよそ1600万分の1と言われています。
七葉クローバーは「無限の幸福」という夢のような花言葉を持っており、見つける人にとっては一生の幸せが約束されたようなものです。
そして八葉クローバーには、「縁結び」と「無限の発展」という願いを込めた花言葉があり、これを見つける確率はさらに低く、ほとんど奇跡と言えるでしょう。
クローバーの葉の最高記録は?
クローバーの葉のギネス世界記録は、なんと56枚というものです。
この記録は2009年5月、岩手県花巻市で発見されたもので、特殊な交配により葉が増えた結果です。
長年の努力が実を結んで大きな幸運を引き寄せた例ですね。
まとめ
五葉クローバーには金運を上げるという花言葉があるものの、持っていると病気になるという迷信も存在します。
しかし、これを他人に贈ることで、贈る人も贈られる人も幸せになれると言われています。
花言葉が現実になるとは限りませんが、良い意味を受け取ることで心が軽くなります。
五葉クローバーを見つける確率は約100万分の1で、四葉クローバーよりも稀ですが、もし見つけたらその幸運を周りと共有してみてはどうでしょう。