アップルパイのフィリングに使う砂糖の割合はどのくらい?
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アップルパイのフィリングに使う砂糖の割合はどのくらい?

アップルパイ

アップルパイのフィリングには、どれくらい砂糖を入れたらいいかというと、皮をむいたリンゴの重さに対して、10〜15%の重さの砂糖を加えるのが一般的です。

リンゴによって甘さも違いますし、甘さの好みもあるので、砂糖を20%くらい使うレシピもありますよ。

この記事では、アップルパイのフィリングにおける砂糖の適切な割合や、どのようにトロトロの食感を作り出すかなどを詳しく解説します。

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11/27(水)1:59まで

アップルパイのフィリングに使う砂糖の割合について

アップルパイのフィリングに使用する砂糖の割合は、皮や種の部分を取り除いたリンゴ全体の重さの10〜15%が目安です。

アップルパイのフィリングには、シャキシャキした歯触りを保持するコンポートスタイルや、トロトロ感の中にも歯触りを感じさせるタイプなど、さまざまな食感のバリエーションがあります。

いずれのタイプでも、使用される砂糖の割合はほぼ同じです。

フィリングに使うりんごは、皮や種の部分を取り除いた後の重量を基に計算します。

  • 大きなりんご(皮をむいて300g)の場合、加える砂糖は30~45g
  • 中サイズのりんご(皮をむいて220g)の場合、加える砂糖は22~33g
  • 小サイズのりんご(皮をむいて170g)の場合、加える砂糖は17~26g

アップルパイを専門に扱う店舗では、季節や使用するりんごの種類によって、砂糖の割合を変えています。

この独自の配合が各店舗の特徴を形成し、その美味しさの秘密にもなっています。

アップルパイのフィリングのりんごをとろとろに仕上げるコツ

アップルパイのフィリングで、りんごを柔らかくトロトロにする秘訣は「ペクチン」という成分にあります。

りんごや柑橘類、バナナなど、特定の果物に含まれているペクチンは、糖と酸を加えて加熱することでゲル状に固まる特性を持っています。

たとえば、酸味が豊富な柑橘類は、砂糖を少し加えるだけでゲル状に固まります。

一方で、リンゴのような甘味が強く酸味が少ない果物は、レモン汁などの酸を加えることでゲル化しやすくなります。

リンゴの重さの約4%のレモン汁を加えることにより、フィリングが理想的なトロトロ感を持つようになりますよ。

加えるレモン汁の目安を、りんごのサイズ別にまとめました。

  • 大きなりんご(皮をむいて300g)には約12gのレモン汁
  • 中サイズのりんご(220g)には約9gのレモン汁
  • 小サイズのりんご(170g)には約7gのレモン汁

とろとろ系の自家製アップルパイフィリングの作り方

自宅で簡単に作れる、とろとろ系のアップルパイフィリングのレシピをご紹介します。

材料

  • りんご:中2個(約440g)
  • 砂糖:45〜65g
  • レモン汁:約18g
  • バター:15g
  • シナモン少々(お好みで)

作り方

  1. まずは、りんごを6等分にカットし、皮をむき、芯の部分も取り除きましょう
  2. バターを鍋に入れて溶かし、りんごとグラニュー糖を加え、りんごが少し柔らかくなるまで弱火でゆっくりと炒めます
  3. レモン汁を加え、りんご全体になじませます
  4. クッキングペーパーで落とし蓋をして、りんごが柔らかくなるまで約15分間弱火で煮ます
  5. 15分ほど煮たらたら火を消します
  6. そのまま5分ほど置き、出てきた水分を飛ばすために落とし蓋を取り、中火で加熱します。この時、りんごが適度に形を保つようにしながら水分を飛ばし、炒めます。
  7. 火を止めて冷まします。冷めるにつれてフィリングがとろとろになります
  8. 好みでシナモン少々を混ぜます

アップルパイフィリングの完成度は、使う砂糖やレモン汁の量によって左右されるため、一回で理想のとろとろさが得られるとは限りません。

レシピでは、煮る時間は中火で20分程度となっていますが、これは一つの目安に過ぎません。

自分の好みに合わせて複数回作り、最適な仕上がりを見つけることをお勧めします。

アップルパイフィリングが硬かったり柔らかすぎる時の対応策

手間ひまかけて用意した材料で作った、アップルパイのフィリングが、思ったより固くなったり、逆に柔らか過ぎたりするとガッカリすることでしょう。

しかし、そんな時でもフィリングを処分する必要はありません。

フィリングが固まり過ぎたり、柔らかすぎたりした場合でも、アップルパイ以外の用途で使う方法があります。

フィリングが柔らか過ぎる場合は、そのままヨーグルトやアイスクリームのトッピングとして使うことができます。

ホットケーキに添えたり、パンに付けて食べてもいいですね。

また、炒めたお肉にフルーツソースとして添えるのもおすすめです。

固まりすぎたフィリングは、少しずつ水を加えて温め、適度な柔らかさに戻してから、果実ソースとして活用することができます。

ジャムを作る場合は、一般に砂糖が全体の約30〜60%使われることが多いので、スイーツに添える場合は、もう少し砂糖を足して甘くしてもよいかもしれませんね。

まとめ

アップルパイは、その甘さと柔らかな食感で幅広い層から支持されています。

トースターで温めてサクサク食べても、アイスクリームを添えて味わっても、冷やして食べても美味しいです。

自家製の場合、フィリングの食感は、とろりと柔らかくすることも、りんご本来のシャキシャキ感を残すことも可能です。

この記事では、アップルパイフィリングを作る際の砂糖の適切な割合や、フィリングをとろとろにする方法、また失敗したフィリングの活用方法を紹介しました。

  • アップルパイフィリングの砂糖の割合は、全体の約10〜15%が目安です
  • トロトロのフィリングを作るには、全体の約4%のレモン汁を加えましょう
  • 柔らか過ぎるフィリングは、ヨーグルトやアイスクリームのトッピング、肉料理のソースとして再利用可能です!

フィリング作りは一見簡単そうでも、実は技術が求められる作業です。

何度も練習を重ね、自分好みのフィリングを作り出しましょう。