職場や友人など、お菓子を人に渡す際に添えるメモは、どのように書けば良いのでしょうか?
その疑問に応えるべく、メモの書き方と具体的な例文を紹介します。
お菓子を配る際に添えるメモの書き方:シチュエーション別の例文集
お菓子を配る際に添えるメモの書き方を、シチュエーション別にご紹介していきます。
スタンダードなメモのフォーマット
退職や部署の異動の際に
大変お世話になりました。
よろしければ召し上がってください。
上司に感謝を伝えるために
いつもご指導いただき、ありがとうございます。
よろしければ召し上がってください。
故郷のお土産
先日、故郷の〇〇へ帰省しました。
地元で人気のお土産です。
美味しいので、よろしければ召し上がってください。
旅行のお土産
旅行先で買ってきた特産のお菓子です。
ご自由にお取りください。
手作りのお菓子
昨日、自宅でクッキーを焼きました。
よろしければ召し上がってください。
休暇をいただいたお礼に
休暇をいただき、ありがとうございました。
近所で評判のお菓子です。
よろしければ召し上がってください。
同僚に向けたメモ
例文1
この間は助かりました。ありがとう。
このお菓子、私のお気に入りなんです。
お口に合えば嬉しいです。
例文2
最近、〇〇へ行ってきたんです。
このお菓子、地元のものでとても美味しいのでよかったらどうぞ。
お菓子の贈り物に添えるメモのコツ
自分の名前を書く
贈り物として渡される食品について、受け取る側は、誰からもらったのかを知ると安心します。
そのため、メモには自分の名前を明記すると良いでしょう。
自分の感想を伝える
見慣れない食品に対しては、受け取る人がどう感じるか分かりません。
そんな時は「このお菓子、とても美味しかったのでおすすめです!」といった自分のポジティブな感想を添えると、受け取る側も安心して食べることができます。
メモの位置にも工夫を
贈り物に添えるメモは、その位置もポイントです。
お菓子のパッケージに直接貼り付けると、一目で贈り主が誰であるかがわかります。
お土産や異動などで、多くの人がお菓子を配る場合なども役立ちます。
個数を書いておく
職場でお土産を配る際は、メモに「おひとつどうぞ」「1人○個まででお願いします」などと記すことで、全員が平等に受け取ることができます。
複数個を取る人を減らす効果があり、不公平を防げます。
好感度を高めるためのマナー
メモの表現方法
感謝の言葉を添えて
感謝を伝えることで、相手に好印象を与えることができます。
特に、普段からお世話になっている方や、休暇をいただいたお礼など、上司へのメモには感謝の言葉が適切です。
適切な敬語を選ぶ
「食べてください」という言い回しは間違ってはいませんが、上司など目上の方には「召し上がってください」という表現がより適しています。
「お召し上がりください」は二重敬語になりますが、使われることも多いため、一般的には大きな問題ではないとされています。
「よかったら食べてください」と書きたい場合は「よろしければ召し上がってください」と書きましょう。
「いただいてください」という言い回しは間違いです。
「いただく」は、自分が何かを受け取る際に使う謙譲語であり、他人に対して使うと不適切です。
メッセージは付箋やマスキングテープがおすすめ
メッセージを添える際は、どの贈り物が自分からのものかを明確に示すために、付箋を使用することをおすすめします。
市販のかわいいデザインの付箋や、マスキングテープを使ってメッセージカードを装飾するのも効果的です。
まとめ
お菓子を配る際に添えるメモの書き方をご紹介しました。
コミュニケーションを図るためにも、メモを通じて感謝の気持ちを形にしてみましょう。